Essay/Column/Diary

Railway タイトルのレイアウト

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Railwayタイトルの鉄道の写真について。
この写真は比較的雰囲気が出ているので、場合によっては本物の鉄道写真に見えるかも知れないが、これは、私の家にある鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)である。

定尺全景_2.jpg

上の写真がそれであるが、空いてる部屋の片隅に設置してあり、大きさは定尺、つまり、たった畳1枚分しかない。
このベースの大きさでは通常、模型の縮尺としては Nゲージ(150分の1)で作るのが普通だが、私は80分の1、つまりHOゲージ(最近では16番と呼ばれる)で施設している。
写真の出来とは反比例して、実はレイアウトと呼ぶには恥ずかしいほどの簡便なものではある。
基本的に私の鉄道模型への取り組み方は、今流の言い方で「テキトー」であり、楽しむことを優先し、細密度等にはこだわらない。
何より、めんどくさがり屋なので、常に手抜きを考えながらの工作となる。
ということを前提に、このレイアウトを紹介してみたい。

線路配置_4.jpg

まず、ベースとなるボードは、ホームセンターで売っている定尺(910×1820mm)サイズの50mm厚の発砲スチロール板である。
その上に緑の絨毯を貼り付けたものが言わば地面となる。
因みに、レイアウトの足が必要なので、これもホームセンターで売ってる3段ボックスを4つ同じものを買い、足と同時に本などの収納に利用している。
そしてボードの上に、組み立て式線路(Fleischmann Profi Rail  ドイツ製)をパチパチと組み付けただけものであり、固定していない。
そして駅や信号所、車庫などのストラクチャーは汎用のキットを組み立てたもので、それもただボードの上に置いてあるだけだ。
木々も同様に買って来たものを置いているが、木の底にはピアノ線を溶かし込み、ボードにブスリと刺して固定している。

コントローラー_3.JPG

自作したのはバルサ材と紙粘土(のり面)で作った駅のホームと、不出来な山(発砲スチロールを重ね、形を考慮して削り、プラスター成形、草マット貼り付け)くらいのものである。
いや、まだあった。3段ボックスの左手前の最上段に跳ね上げ式扉を設けた。
写真のように扉を開け、中からコントローラー引き出し載せて運転台とした。因みに、コントローラーの奥に見える緑のスイッチ類はポイントマシン スイッチで、殆んどのポイントは(一部は手動)ここから電動で操作出来る。

線路配置は、半径の小さなカーブとカーブポイントを多用したおかげてエンドレス(グルグル回る外周)だけでなく、リバース(真ん中を斜めに横切る線)を設けることも出来て、列車の進行方向が変わるという、変化のある運転を楽しめる。
また交換駅(2線がある駅)をエンドレスとリバース上の2箇所に設けられたので、その4線のうちの1線を空け、3列車を置いて交互に運転することが出来、色々な車両を走らせられる。

こうして、まともな工作もせずに作ったレイアウトではあるが、床の上に線路を敷いて遊ぶのとは違い、これでも結構、実感味があって、鉄道の雰囲気を楽しめる。

78バックストレート_2.jpg

因みに、何故ドイツ製の線路を使うのかと言うと、ドイツ型の模型から始めたのがきっかけではあるが、カーブの半径が小さく、狭いスペースでHOゲージを楽しめる設定が、線路、車両になされているからである。
このレイアウトで多用しているカーブは356Rと420Rで、直径にすると、それぞれ712mm、840mm、これは線路の中心部であるが、道床(砂利部分)まで入れても33mm増えるだけで、つまり、定尺の910mmに余裕で収まる。
国産の線路は残念ながら、半径の設定が大きく、490Rが最小で、直径980mm+道床42mm=1022mmとなり、とても定尺に入りきらない。

ヤード日本型_2.jpg

前述のように、通常、この大きさ(定尺)ではNゲージしか不可能と思われるが、私はこうして大きな16番を楽しんでいる。
しかも、車両は地方鉄道等の小型車両でなく、本線用の20m級車両を走らせている。

これは、国産ではカトーやトミックス製のプラスティックモデルによるもので、工業製品として、よく出来たこれらのモデルの、本来の通過曲線の設定は遥かに大きいのだろうが、安全率を大きくとった設計のようで、多くの車両が、この356Rという急カーブを通過してしまう。
ただ、一部の車両は台車やカプラー(連結器)の首振り角を増やすなど、改造を施している。

箱庭のような緑のレイアウト、好きな車両を眺め、そして運転する。
車も好きだけど、鉄道模型もいいものです。

右トンネル出口_2.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2008年2月 2日 12:22に書いたブログ記事です。

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