Essay/Column/Diary
名古屋は美味いものが安いがや
先日、絵が見たくなって名古屋の金山にあるボストン美術館に出掛けた。
ところが、あいにく月曜日で休館日だった。
金山には外国鉄道模型の専門店があり、そこにも立ち寄る予定だったので全くの空振りではなかったのだが、一寸がっかりしてぶらぶらと歩いた。
ボストン美術館は駅の南側だが、駅の広いコンコースを歩いて北側に出ると、知らぬ間に駅前に小ぶりだが洒落たショッピングモールが出来ていた。
金山は名古屋からJR東海道線で東京方向に2つ目の駅で、とても綺麗に整備された駅だ。JR東海道線、JR中央線、名古屋鉄道(名鉄)そして名古屋地下鉄も接続していて、ターミナル駅として利便性が高い。
特に中部空港に乗り入れている名鉄の空港特急に乗り換えるには大きなターミナルの名古屋より便利で、ここで乗り換える人も多い。また近年、駅に隣接して日航ホテルやボストン美術館が建ったりと、開発の進みつつある地区でもある。
3階建ての新しいモールをぶらつきながら見ていると昼どきになり、それぞれの店のランチメニューの看板を見て詮索する。どこの店も1000円前後の設定で、名古屋にしては高いな、と思ったが、まあ場所もいいし、小洒落た新しいモールなのでテナント料も高いのだろう。
そんな中、おいしそうなビビンバの看板につられて韓国料理店に入った。
その店の看板メニューとおぼしき「15穀米の石焼ビビンバ/900円」を頼んだ。
「あちらにドリンクバーがありますので、どうぞ」とのこと。
最近のランチは、こうしたサービスがよくあり、ありがたい。
席に戻ると野菜サラダが運ばれてきた。
早速、尋ねた。
「ドリンクバーにワインが置いてあるけど、あれもいいの?」
「あっ、どうぞ、どうぞ」
と。
アイスコーン茶で乾いた喉を潤すと、早速、ワインを注ぎに行った。
ワインの味を評価できるほど私は酒に詳しくはないが、昼間からワインを奢るサービス精神が気に入った。
やがて、運ばれてきた石焼ビビンバは焦げ具合もほど良く、やはり想像したとおりに美味かった。で、結構ワインに合うぞ、と再びワインを注ぎに行く。
食後、黒胡麻プリンがデザートで付いたが、これも良い味だ。そう、美味い店は何でも美味いのだ。
そうそう、話しは戻るが、最初の野菜サラダは胡麻ドレッシングが上手な作りで、サラダをおかわりしたいほどだった。
そして、最後にゆっくりとコーヒーを飲んだ。
いやいや、これで900円は満足満足!!
やっぱり名古屋は、ウミャーし、得だがや。
ん・・・、ちょっと酔ったか?


