Essay/Column/Diary
F4スカラシップドライバー
松本選手は、昨年は岡山スーパーFJシリーズでチャンピオンを獲得し、そして年末のFJ日本一決定戦で見事に優勝を勝ち取った。それまでの各レースに於けるポイントと、その後、面接のポイントを重ねF4スカラシップを獲得した。
このFJからF4へのスカラシップ制度も始まって以来、この松本選手で10年目、つまり10人目となる。
というのもやはりレースは単純でなく、F4にはF4なりの経験が必要だし、車のセッティングを含めたノウハウは経験者には敵わず、従って、初年度は苦しい戦いを強いられることになる。
そのことはスカラシップの運営に携わり、選定にも関わる者としては、何とも歯がゆい思いがするものではある。
ところが、今年の松本選手は、そうしたウップンを一気に払い除けてくれた。
F4レース・デビューとなる鈴鹿での第1戦から、予選1位、決勝優勝。そして第2戦岡山でも同様に予選1位、決勝優勝とパーフェクトな内容で現在ランキング・トップにいる。
しかも今年のF4レースは参加者レベルが高く、色々なカテゴリーで好成績を残してきた選手が集まった形で、第1戦では予選1位の松本選手のタイムから0.3秒遅れ以内に8人もの選手が入る大混戦ぶりで、例年になく実力が伯仲している。
そうした中で完璧な内容で2レースを優勝しただけに、価値ある勝利と言える。
いや、前述のようにスカラシップを運営する者として、久々に安堵させられました。
松本武士選手,名前を覚えておく方が良いかも知れませんよ。


