Essay/Column/Diary

F4スカラシップドライバー

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松本ポール.jpg FJからF4へのスカラシップ制度があることは以前のコラム「FJ日本一決定戦」の中に記したが、今年のF4スカラシップを獲得した松本武士選手(19才)について少し紹介したい。

松本選手は、昨年は岡山スーパーFJシリーズでチャンピオンを獲得し、そして年末のFJ日本一決定戦で見事に優勝を勝ち取った。それまでの各レースに於けるポイントと、その後、面接のポイントを重ねF4スカラシップを獲得した。
このFJからF4へのスカラシップ制度も始まって以来、この松本選手で10年目、つまり10人目となる。

松本走行.jpg F4スカラシップ(正式名称はJSS F4スカラシップ)では、こうして優秀なドライバーを例年ステップアップさせているのであるが、一方で、いざF4にステップアップしてから、なかなか成績が出ないもので、スカラシップ参戦する1年目から優勝争いに加わるケースは意外と少ない。

というのもやはりレースは単純でなく、F4にはF4なりの経験が必要だし、車のセッティングを含めたノウハウは経験者には敵わず、従って、初年度は苦しい戦いを強いられることになる。
そのことはスカラシップの運営に携わり、選定にも関わる者としては、何とも歯がゆい思いがするものではある。


松本表彰台.jpgところが、今年の松本選手は、そうしたウップンを一気に払い除けてくれた。
F4レース・デビューとなる鈴鹿での第1戦から、予選1位、決勝優勝。そして第2戦岡山でも同様に予選1位、決勝優勝とパーフェクトな内容で現在ランキング・トップにいる。
しかも今年のF4レースは参加者レベルが高く、色々なカテゴリーで好成績を残してきた選手が集まった形で、第1戦では予選1位の松本選手のタイムから0.3秒遅れ以内に8人もの選手が入る大混戦ぶりで、例年になく実力が伯仲している。
そうした中で完璧な内容で2レースを優勝しただけに、価値ある勝利と言える。

いや、前述のようにスカラシップを運営する者として、久々に安堵させられました。
松本武士選手,名前を覚えておく方が良いかも知れませんよ。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2008年4月25日 16:55に書いたブログ記事です。

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