Essay/Column/Diary

道上&小暮選手とFK4

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小暮_道上_畑川.jpg

FK4、聞き慣れない名称だと思う。
「FK4レーシングスクール」
http://grid-racing.co.jp/fk4/
と言うレーシングスクールがあり、そこで使用している専用のスクールカーで、軽自動車のエンジンを載せたフォーミュラカーがFK4である。
実は、私が校長先生を勤めさせて頂いているもので、鈴鹿サーキットの南コースを使って、概ね月に1回開催している。

で、先日、いつもどおりにスクールをやっていると、道上選手と小暮選手が現れた。
その日は本コースでスーパーGTのテスト中であり、その空き時間にやってきたのである。
この日は21名の受講生で開講していたが、その中に道上選手が若手ドライバーの育成としてカートで教えている少年にFK4レーシングスクールを受講させていて、その様子を見にきたのである。
小暮選手はFK4を見るのが始めてで、どうも興味津々の様子。
「乗ってみる?」ということで、小暮/道上選手が、この日は飛び入り参加となった。

小暮25R.jpg

道上選手はこれまでにFK4に乗ったことがあるが小暮選手は初めて。
きっとハマるぞ、と思ったら、案の定、走り始めたら降りてこない、走りっぱなしだ。
というのも、この車、まさに南コースにピッタリと合った車で、操作系はフォーミュラそのものだし、車のサイズ/パワー/タイヤのバランスが良く、それこそドリフトも自在。本当に面白い車で、私も年に1・2回程度乗るのだが「チョット様子を見てくる」と走り出したら止まらない、チェッカーが出るまで、ついつい走ってしまう。
だから小暮選手も同じようにハマるだろうと思ったのであるが、やはりチェッカーまで走り切った小暮選手。
「メチャメチャ面白いですね、この車、勉強になりますよね」と。
こうして、FK4には、これまでにも多くのプロのドライバー達が訪ねて来てくれた。
いやいや、そんなことより大切なのは、実はこのスクールの受講生から多くの優秀な若手ドライバーが誕生していることである。
F1ドライバーとなった選手、IRLで活躍する選手、GP2で大活躍している選手、全日本F3のチャンピオンを獲得した選手、と、ここでは一応、名前を伏せているが「某国営テレビ」と言うのと同じで、誰のことかはバレバレだが、要は数多くの有望選手がFK4レーシングスクールを受けているのである。

FK4ピット前.jpg

しかし、このスクールの中心的な受講生は若手ではなく、実は30~60才代! の方々である。
昔レースが出来なかったが、この歳からでもモータースポーツを楽しみたい、といった方が殆どで、このスクールでは15台ものFK4を保有して行っているので、体ひとつでサーキットに来れば受講出来るし、我流で走るのではなく、運転を教えてもらえることから殆どの方がリピーターとなり楽しんでおられ、サラリーマンの方から、自営業、お医者さん、そしてお寺の和尚さんまで、実に色々な方が参加されている。

それにしても驚くのは、初めて来られた時には「この人、大丈夫かな?」というレベルの人でも、回数を重ねることで見違えるように上手く走れるようになる。
人間の学習能力とは真に素晴らしいものだ。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2008年6月 3日 23:33に書いたブログ記事です。

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