Essay/Column/Diary
ジオラマレールと銀座パノラマ
京阪8000と9000のすれ違い。
何となく八幡市/淀 間の木津川橋梁と淀川橋梁あたりのイメージをダブらせて見てしまう。
この写真のNゲージレイアウトはマイクロエースの製品”ジオラマレール”である。
因みに、この製品は生産中止になったようで、取り寄せてもらうのに時間がかかった。
あちこち探して頂いたようだが、まずは手に入ったのでヤレヤレである。
事の始まりは大阪の尼崎にあるホビスタに行った時のことだ。
ホビスタとは、鉄道関連の店舗が中心のショッピングモールで、140㎡という巨大な16番レイアウトや、レンタル用の大きなNゲージレイアウトがあり、ショップ(ホビーショップタムタム)では広いフロアで実に多くの品揃えで模型を販売していて、他にジオラマショップや模型/書籍店など5店舗が入っている。
マイナーな趣味と思っていた鉄道模型がこうして主要な駅の近くで、しかもスーパーマーケットの上に大規模なショップ展開で営業されているのである。
店舗のスケールも、その内容も画期的であり、良い意味で時代は変わってきたと実感する。
で、そのホビスタには「トレインカフェ&ダイニングバー 銀座パノラマ」という店も入っていて喫茶や食事が出来る。
(写真は銀座パノラマのホームページより)
時間も忘れて色々見回って疲れた体には有難い店である。
店の中央にNゲージのレイアウトがあって、それを取り囲むように配置されたテーブルで列車が走るのを見ながら喫茶や食事を愉しめる。
面白いのは、下のスーパーで買い物をしたとおぼしき奥さん連が、レイアウトを眺めながら長々としゃべっている姿も見られるが、これは井戸端会議ならぬ、レイアウト端会議と呼ぶべきか。
やはり時代は変わってきた・・・・のかな?
そんな事から、テーブルの上で走らすのも良いものだなと思いはじめ、家にも取り込みたくなった。
その後、あれこれ考えた挙句に行き着いたのが”ジオラマレール”だったのである。
これならパシャパシャと組み立てるだけでテーブルの上で走らせられるし、線路だけを敷くよりは雰囲気がある。
線路の周りの景色は、プラスティック製のベースに、情景を印刷した紙を貼っただけのものであり、平面的で実感味は全く希薄だが、しかし景色が無いよりは雰囲気が感じられるし、唯一、トラスブリッジが立体的なのが救いだ。
何より、この”ジオラマレール”。ダイニングテーブ上やリビングテーブルの上に簡単に設置出来、これまでの16番レイアウトやコルクボードレイアウトでは出来なかった6~8両編成といった編成物の車両を走らせられて、「銀座パノラマ」よろしく列車が走るのを見ながらティータイムを愉しめる、という寸法である。
因みに、ワイアレスのラジコンによるコントローラーが付いているが、速度コントロールが非常に粗く、1段目でノロノロと動くレベルだが、2段目では速過ぎるのには困る。他メーカーのフィーダーも入るようになっているのでトミックスのコントローラーを使ったりもしている。
こちらはリビングテーブル上のジオラマレール。
内回りセットだけにすると、このテーブルに乗るので、ここでもお茶が愉しめる。
そう、お茶が主体であって、このレイアウトと走る列車は茶菓子という感覚だ。
写真のコンクリートガード部の線路はKATOの製品だが、このジオラマレールはよく考えられていて、レールジョイナーをKATO製に交換すれば道床やレールの規格がピッタリ同じなので簡単に繋げられ、線路を延長出来るようになっている。
そして、この”ジオラマレール”が何より素晴らしいのは片付けが簡単なことで、パキパキッと外せば5分位で仕舞えるのである。
「ご飯ですよ、早く片付けてください」などと文句を言われるまでに。


