Essay/Column/Diary

景気の話と、ここは何処?

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イタリア村.jpg

世の中、景気の悪い話ばかりだけど、この際、ついでに景気の悪い話をもうひとつ。
その割には海外旅行の写真からスタートかよ! と思われるかも知れない。
さて、ここは何処でしょう?
当然、イタリア!
惜しい。


正解は「イタリア」の後ろに「村」をつけなくては。
つまり、これは名古屋港に2005年に出来た「イタリア村」で、当時、早速行った折に写したものだ。
こうした海外の国をテーマパークとした施設は、長崎のオランダ村や志摩スペイン村などがあるが、その小型版で、しかし、大都市名古屋に隣接した名古屋港に出来、地下鉄でも行けるロケーションの良さもあって、オープン当初は非常に多くの観客が詰めかけ、私も、その中に居た訳だ。
ベネチアンガラスの美術館があったり、ショッピングゾーンでは80の専門店が入っていたが、何と言ってもイタリアは食べ物、食材が豊富で、レストランや食料品の店は満員の状態だった。
しかし、こうした施設は出来た時には多くの人が訪れても、リピートユーザーが取り込めるか否かがポイントで、このイタリア村も僅か3年後の2008年には入場者が半減し、170億円の負債を抱えて経営破綻してしまった。

そのこと自体は、遊びに行けるところがひとつ無くなっただけのことで、直接、影響は無かったのだが・・・

セラヴィ汽船.jpg

このイタリア村を経営していた親会社のセラヴィホールディングスは、他にセラヴィ観光汽船も経営し、四日市港~セントレア(中部国際空港)間の空港アクセス航路を運営していて、こちらは時折、利用させてもらっていた。
四日市港~セントレア間を35分で結び、金額は1690円。セントレアでは、そのまま空港ターミナルに接続している。
助かるのは四日市港での駐車料金が数日(確か7日まで)置いても無料で、高速道路を使って空港のターミナルに駐車するよりは遥かに安くあがったし、船で空港に向かうのも、その時点から旅情があって気に入っていた。
しかし2008年に、こちらも自己破産。昨年11月頃だったかな、ついに運行が無くなってしまった。
イタリア村と違って、こちらは直接影響するので残念な出来事だった。

これらのことは、実は昨今の経済状況とは直接関係の無い話かも知れないが、多少こじつけで、「ここは何処」と今の景気を結び付けてみた話ではある。

さて、この不景気の中、マクドナルドやユニクロが最高益を出したとか、ホンダのインサイトが売れているとか、勝ち組とも言える企業もある。
そして、それらに共通して言えることは、「良い商品を安く」ということであろう。
それこそ、多くの企業がそのロジックのもと、方策を考えているのだろうし、今年はポツポツと、各社の解答たるものが出てくるのだろう。

そちらを楽しみにしますかね。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2009年3月30日 15:28に書いたブログ記事です。

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