Essay/Column/Diary

駅 San Juan Capistrano その2

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カピストラーノ駅.JPG

サン・ファン・カピストラーノ駅に到着したサン・ディエゴ行きの「パシフィック・サーフライナー号」。
こうして見ると、乗降客の多い、活気のある駅の雰囲気がするのだが・・・
それと、写真の左 1/4 あたりにある踏切警報機に注意。

そして、列車が走り去った後の景色。上の写真の、先の煉瓦作りの待合所側から写したもの。

踏切_トリミング.JPG

列車が止まっている時には賑やかにも思えた駅は、列車が去ると、いきなり閑散とする。
そして、前述の踏切警報機は、実は駅のど真ん中を横切っている道の踏切であった。
それにしても駅の真ん中に道があるなど、我々の感覚では想像もつかない。
そして、プラットホームは踏切の先からは列車の幅にも満たないほどの狭さになり、ずっと先まで続いている。
単線ということもあり、ごく僅かな幅の中に駅があるのだが、広いカリフォルニアの土地で、何でわざわざこんな狭いところに駅を造ったのか不思議にも思える。

狭いホームとメトロリンク.JPG

これがその狭い部分だが、右側の煉瓦建ての建物がホームにせり出すように隣接している。これは駅舎ではなくレストランであり、単純にホームの幅を狭めている。
さて、狭さのことは別にして、その煉瓦造りのレストラン入口のアーチの形。その手前のパラソルとホームの標識や街灯などは濃い緑色で統一され、デザイン的に洒落ていて、全体にとても良い雰囲気を醸し出しており、ホームの狭さの異常感というよりも、何か、洒落た街の狭い通り、といった印象すら受ける。

食堂車.JPG

因みに、このレストランには建物の外側に昔の食堂車が置かれていて、そこでも食事が摂れるようにしていた。
そして、この言わば保存列車の端に繋がれていたのが、前回のカブースという訳だ。


駅の横にはパーキングビルを隣接しており、パーク&ライドを可能にしている。
と言うと、とても便利になっているように思えるが、しかし、実際には鉄道を使う人は少なく、閑散としている。
カリフォルニアの鉄道の問題は、鉄道全体が遅れていることだろう。
列車本数は少ないし、機関車の牽引する列車は加減速性能が悪く、要するに遅い。
加えて、カリフォルニアは風が強いところだが、2階建て車両ということもあってなのか、風に弱く、すぐに遅れる。
駅も、何故か不便な場所にあることが多く、他路線との乗り換えなどもスムーズでない。
というように、鉄道全体の整備が整ってなく、何かと不便であり、周知のように、一般的には自動車を利用することが主体となっている。
このように、鉄道に対するイメージは日本とは全く違う印象を受ける。
今、日本の新幹線システムを採り入れる案も出ているようだが、いつの日か、それらが出来れば鉄道の利便性は大きく見直されることだろう。

少しロサンジェルスに向けて走ってみよう。

サーフライナー車内2.JPG

パシフィック・サーフライナーの車内。
アムトラックは外から見ると大きな車両に思えるが車内は意外と広さを感じない。内装も豪華さは無く、ごく普通の列車の印象だ。
ドリンクや軽食を1階で販売しているラウンジ車も編成内にある。
それにしても2階の床面の高さがかなりあるので見晴らしはとても良く、駅に止まった時など、ホームが低いだけに、その高さに驚くほど。
そして、客車列車(機関車にけん引される車両)であり、しかも2階だから走行音はとても静かだ。加速は緩慢だが、気がつくと結構な速度で走っていたりする。
つまり、移動ではなく旅行をするには快適な列車ではある。

最後にこんな写真を。
何だ、急に球場の写真とは! と思われるかも知れない。
これは、サンファンカピストラーノからロサンジェルスへの中間あたりにある「アナハイム」の駅で停車中に列車の(2階の)窓から写したもの。
そう、今年から松井秀喜選手が所属するロサンジェルス・エンジェルスの本拠地「エンジェル・スタジアム」である。
本当に駅の目の前なんだよね。

今年も松井選手の活躍を期待したいものです。

球場トリミング.JPG

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2010年1月26日 21:07に書いたブログ記事です。

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