Essay/Column/Diary

96年型 オペル アストラ 2.0

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オペルアストラ御在所SA.jpg

1996年型オペル アストラ 2.0に乗る機会があった。
写真の車で、15年前の車とは言え、なかなか凄い車だった。
ドアロックをリモコンスイッチで開けると、「ドシャ!!」と大きな音がしてドアノブが上がった。
そして、運転席に乗り込んだ瞬間に、まるでタイムスリップしたかのように、昔の車の世界に引き戻された感じがした。というのも、外観がバランスのとれた良いデザインで、未だに、さほど古さを感じず、乗ってみたい気持ちを持たせるものだっただけに、乗った印象との落差が大きかった。

運転席JPEG.jpg

ダッシュボードの意匠が古っぽいのと、シートポジションというか、シートに座った感じが古い車の印象で、現代の車に慣れた体には違和感が強い。
走り出してみると、普通に動き出したはずが、ダーッと、いきなり高加速をした、そんなに加速したく無いのに。
重たいアクセルペダルだが、ストロークの約20%程度開けても、「どうだ良く走るだろ!」と言わんばかりにダーッと加速をするので、すぐに戻して惰性で走り、またアクセルを踏むとダーッ、という運転になってしまう。穏やかに加速させるにはかなり絶妙のアクセルワークを必要とした。
その割に120キロあたりの速度になるとパワー感は低くなり、それ以上の速度を出すには結構アクセルを強く踏みつける意識になる。
乗り心地は基本的に良く、快適である。またヨーロッパ車の常で、高速道路での安定性は良く、ハンドルも自然なフィールだ。これは大切なことで、パワーステアリングはややもすると不自然な重さだったり、妙な重さの変化があったりするからである。
ただ、ハーシュネスはひどい。橋の継ぎ目や舗装の継ぎ目、段差などを越える時には、ドドンといった音と共に車体ショックが伝わるし足(サスペンションの)が踊る。オドメーターで12万キロ以上を走行していることから、ダンパーの効きが弱まっていることもあろうが、ダンパーの減衰力の低下だけの感じでは無いハダつきようで、アームのブッシュ関係も弱っているでは、とも思えた。
一番困ったのは、ヘッドライトが自然にハイビームになってしまうことで、すぐにウインカーレバー、つまりライトの上下切替えスイッチを操作してロービームにするものの、明らかに前の車にはパッシング行為であり、嫌な奴になってしまった。
それはウインカーレバーに指をあてがい、少し引く側に保ってやると勝手に上目にならないことを発見したが、走行中ずっと、その指のポジションを守るのも大変なことで、気が付くと嫌な奴になっていた。

と、どうしても車に乗ると評価/批判してしまうのだが、でも本当は、この車に感謝をしている。というのも、これは私の車を車検に出している間の代車として貸して頂いたもので、その間の足を確保して頂いたものなのだから。

で、本当に言いたいことは車検のこと。
いや、車検をして頂いた、この会社の事では無い。格安な料金で、しっかり整備をして頂いているのであり、文句どころか、とても感謝している。

諸費用明細JPEG.jpg

そうではなくて、車検にかかる費用、諸費用とかの話だ。
毎年、非常に高い自動車税を支払い、また、高い税率のガソリン税を支払っているにもかかわらず、何でこんな訳の判らない高額な重量税を2年毎に必要なのだろう。
その割に高速道路は別途に支払わねばならず、これまた恐ろしく高価で有料である。こんな国が世界中であるのだろうか。
それに強制である自賠責保険も被害者救済という面からは充分理解出来るものだが、しかし、別に任意保険に誰しも入っていて、事故で使うのは任意保険ばかりで、何故、ダブルで保険に入らないといけないのか。
何れにしても、このように1年置きに車検で10万円以上もお金がかかる国が世界中であるのだろうか。
ついでに、自動車の免許を取得するのに、何10万もする国があるのだろうか。
それらは私の知る限り、少なくとも欧米では有り得ない。
その昔、自動車は贅沢品として諸々の税金を課してきたことが始まりなのだろうし、既に生活必需品となった今も、これらの収入が必要とする国の構造になってしまっているのだろう。現在、国は大借金を抱えており、とても、これらの税金を減らすことは考えもしないだろう。
基本的に、これまでの国の運営を誤ってきた結果の負債であり、一方で、社会保障を守ってきたと言うけれど、ヨーロッパの社会保障とは比較にならないレベルでしかなく、いかに余計な所にお金が消えてしまっていたのか。
と、段々エスカレートしてしまう。

まあ、車検の都度に、これらのことを思い起こして腹立たしく思うのである・・・

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2011年1月22日 16:05に書いたブログ記事です。

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