Essay/Column/Diary
ストリートビュー
ここは何処?
どんより曇った空、静かな水辺に浮かぶ船(ナローボート)。
もちろんイギリスの風景である。
これらの船の多くは住居と思われるが、イギリスにはこうした船で生活されている方が多く居る。彼のバージン・グループの創始者、リチャード・ブランソンも以前は同様の船で水上生活を好んでいたという。
イギリスは高低差の少ない土地柄であり、つまり、川はゆるやかに流れるし、また運河も多く、そうした場所を移動しながら、綺麗な景色を眺める快適な生活なのだろう。
さて、前回のコラムで、イギリス型のモジュールを載せたが、作るにあたって色々イギリスの景色を調べる必要があり、昔の写真を探したり本を見たりと大変だったが、そうした中、最も有効だったのがGoogle Mapのストリートビューだった。
それで、色々とイギリスの景色を検索して見ているうちに、以前に行った場所を探してみると、思い出の場所が簡単に出てくるではないか。
いや、何とも便利な時代になったもので、まさか一瞬にして世界中の景色が見られるようになるとは、インターネットの素晴らしさに、そしてグーグルの素晴らしいサービスに関心するばかりか、感謝してしまう。
タイトルの写真はイギリス中部のNottinghamで2002年に写したもので、同じ橋から反対側を見るとこのような景色であり、何とも穏やかで美しい。因みに、この写真は以前に一度紹介したもの。
そして i-pad上で同じ場所を探し出し(いや、探すのが大変だったが)ストリートビューを出したもの。
見事に同じ景色が再現される。無論、ストリートビューは車の上から写したものなので、道からの景色にはなるが。それにしても写真より綺麗ではないか。
これは、イギリス南西部のコッツウォルズ地方で1998年に写した写真。
穏やかな、この地方の、何でもない普段の風景を写したもの。
こちらも、随分探したけれど何とか探し当てた。
ご覧のように、こちらもまさに同じ場所が再現される。さすがに人や犬は居ないけれど。
それにしてもgoogleが何年に撮影したのかは判らないが、1998年の写真と比較しても殆ど景色に変りが無い。いや20年どころか、100年前から変わっていないんだろうな。
それがまた、イギリスの良さでもある。
いやー、すっかりストリートビューに嵌まってしまったなぁ。


