Essay/Column/Diary

エンターテイメント

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○1_ロックフェスティバル.jpg

いやー、ライブは凄い人だった。
「NAGOYA ROCK FESTIVAL」は大変な熱気を帯びて・・・と、言いたいところだが、嘘。
実は、これらは全てフィギュアで、非常に良く出来たステージや照明も、全て1/80つまりHOサイズで造られた模型なのである。
それにしても、凄い人数であることに違いない。

名古屋にある鉄道博物館「リニア・鉄道館」の中にある、ジオラマの1シーンである。

○2_ジオラマ全景_2.jpg

これが、そのジオラマで日本一の大きさだそうで、この写真では全体は写りきっていない。
全体に非常に良く出来ていて、右から左に向かい、東京から大阪までの様々な景色が作られている。当然中央は名古屋駅と、中部の色々な地域の景色がある。
JR東海の博物館だけに、特にコントロール系は非常に良く出来ている。無論、全てが自動運転であり、自動列車制御や自動列車制動つまりCTCやATCを誇示するかのように、色々の車両が走ったり、止まったりと、実感味ある走行シーンを演出している。
車両は全て室内灯が明るく灯り、乗客も乗っているから立派。
そして、このジオラマは列車が走り回るのを見せるだけでなく、先述のライブ会場のように、各地の特徴的なシーンを織り込み、例えば祇園祭りのシーンでは祇園囃子が聞こえてきたり、あるいは、甲子園からは声援が聞こえてくる、というように、音も入れて楽しませている。

○10_伊勢戦国村撮影@.jpg

これは伊勢戦国時代村のジオラマで、映画撮影のシーンを再現している。
あくまでストップモーションではあるが、見ているものを和ませる。

○3_保線作業.jpg

そして、ハイライトは夜景の中で行われる線路の保守整備風景で、新幹線の線路上に色々な保守整備車両が来ては引き返して行く。そして、朝になると作業の人々も消えている、という演出で、いかにもJRの博物館らしい。
全体的に良く作り込まれたジオラマの模型と共に、こうしたエンターテイメント性を持たせることで、鉄道好きに限らず、多くの人が楽しめるものとなっている。
JR東海、やりますね。

○4_リニア館展示_1.jpg

「リニア・鉄道館」は、今年の3月に開館した博物館だが、ようやく訪れることが出来た。
JR東海の鉄道博物館だけに、リニアを名称に使い、色々な車両の展示と共に、高速鉄道技術の進歩が紹介されていて、なかなか興味深かった。

○5_機能美C62キャブ内.jpg

一方で、というか同時に興味を惹いたのは、昔から鉄道車両の持つ魅力である。
これはC62のキャブ(運転席)内。圧倒的な機械美を見せる。
特に、蒸気機関車は石炭と水を与えてやることで、燃やして釜を焚き、蒸気を作りエネルギーとする。そうして自ら作ったエネルギーで自分の動力機関を動かすという、機械美とは別に、何か、生物的なものを感じるのである。

○6_流電車内.jpg

これは流電の車内。といっても判らないかも知れないが、正式な形式名はモハ52系で、昭和12年頃に作られた急行用の電車。初めての急行専用電車であり、流線形の全面形状から流電なる呼び名がついた有名な電車で、高速試験を行ったりと、現在の高速電車の先駆けとなった車両である。
そして内部まで、こんなにしっかり作られていたとは思わなかった。椅子、壁、天井そして飾りの付いた電灯と、きちんとしたモノ作りというか、流電を作った時の意気込みのようなものが伝わってくる。

○7_流電.jpg

流電の外観。
無論、この頃に風洞は無いが、流線形を取り入れ、車体下部にはスカートを着けるなど、空気抵抗の低減を真剣に取り入れた最初の電車でもある。

因みに、最近は鉄道車両を何でも電車と呼ばれているが、正しくは自ら電気/モーターで走る車両が電車であり、動力がディーゼルエンジンの場合はディーゼルカー、そして機関車に牽かれて走るブルートレインなどは客車という。
自動車では最近、電気自動車が話題となっているが、これが普及したとして、これまでのエンジンによる自動車も「電気自動車」と呼んだとすると、ひっかかるでしょ。それと同じ状態なんだな。
だから、総称としては列車と呼ぶべきなんです。

これから下は、館内展示の写真をいくつか。

○8_館内俯瞰.jpg ○9各展示車両.jpg ○リニアのドア.jpg ○台車.jpg ○11_62バードアイビュー_3.jpg

最後はC62蒸気機関車のバードアイビュー。
C62は国内最大の蒸気機関車であり、最高速度129km/hという狭軌鉄道に於ける蒸気機関車の世界最速記録を持つレコードホルダーである。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2011年12月24日 15:16に書いたブログ記事です。

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