Essay/Column/Diary

舞台裏 S-FJ日本一決定戦

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グリットと人.jpg

JAFの定めるレースの選手権には、全日本選手権と地方選手権がある。前者はフォーミュラ・ニッポン(FN)とフォーミュラ・スリー(F3)があり、後者にはフォーミュラ・フォー(F4)とフォーミュラ・スーパーJ(S-FJ)がある。
F4は東日本シリーズと西日本シリーズに分かれた2選手権で、それぞれ2~4サーキットを転戦する形だが、S-FJのシリーズは地方選手権の名称よろしく各サーキットごとに選手権が組まれ、全国で6つのサーキットでの選手権となる。つまり、それぞれのシリーズが独立した形で完結するのだが、これを一同に会して、しかも各チャンピオンを招待して、日本一を決めようというのがS-FJ日本一決定戦であり、例年、年末に開催される。
今年は鈴鹿サーキットで開催されたのだが、その舞台裏から。

タイトルの写真は、S-FJドライバー達にとって年に一度の晴れ舞台で、S-FJレースがメディアにも大きく取り上げられる唯一の大会でもあり、トーナメントで勝ち上がった、このファイナルレースのスターティング・グリッド上は大変賑やかなものになる。
ファイナルレースには30台の車が並び、日本一を目指して争う。
因みに、開催地は毎年、東西交代で行い、来年は東の「ツインリンクもてぎ」になる。

光る海.jpg

光る海。
鈴鹿サーキットからは伊勢湾が臨める。特に朝のグランドストレートからは朝日を正面に見るので海が見事に光って見える時がある。(写真をクリックして頂くと拡大し、中央に海が光っているのがよく見えます)
因みに、このレースはネオ・ヒストリッククラスのスタート前のシーン。左側の白い車は"カドウェル"で、私が設計した車だが、実動は、この1台だけになってしまった。「安橋選手ありがとう、いつまでも可愛がって下さい」
それはともかく、鈴鹿サーキットは最終コーナーからストレートに入ると、こうして海が見えるのだが、レースの最中には海が見えるほど余裕が出来ることは殆ど無くなる。

Bルーム.jpg

今回、我々FJ協会に鈴鹿サーキットが貸してくれた部屋がこれ。
広い部屋には立派な机と椅子が並び、壁から天井へと綺麗なアーチを描く室内。窓の外には最終コーナーを下りてくる車が見渡せる、という素晴らしい部屋を提供頂いた。
これは、F1開催を再開するにあたり建て替えたピットビルディングのコントロールタワーの一角であり、F1主催者のVIPメンバーが入る部屋である。
バーニー・エクレスト用の部屋の隣で、ディレクターのチャーリー・ホワイティングでも入るのだろうか。
こんな部屋に居ると、少し偉くなったような錯覚を覚える・・・でもないか。

表彰式_食べ物.jpg

レースの後には表彰式が待っている。
今や、どのカテゴリーのレースも世の不況を反映して表彰式が行われないことも多くなっている。
そうした中で、このS-FJ日本一決定戦はF4のシリーズ表彰式と合わせて毎年キチンと開催される、というか、我々がやってるんだけど。
とにかく、S-FJの参加者にとっては晴れの舞台の締めくくりであり、そして、この日本一決定戦の勝者には歴代勝者名の入った(来年は自分の名前も入る)特大カップを贈り、入賞者には賞金を贈る、と、普段のS-FJレースでは有りえないような賞典を準備している。

一方、表彰はともかく、「花よりダンゴ」とばかりに料理に飛びつく人も多いが、無論、それもOKですね。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2011年12月18日 17:08に書いたブログ記事です。

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