Essay/Column/Diary
広報すずか と 交通安全
鈴鹿市の発行する広報誌「広報 すずか」に「モータースポーツに学ぶ交通安全」という連載の記事を書いている。
自動車レースと交通安全とは、相反するタイトルではある。
自動車レースは可能な限り飛ばして走り、他の車と競い合い、そして事故も起こる。つまり危険が身近にあることは確かだ。しかし、だからこそ安全に対して非常に気を遣っていて、運転は当然のこと、車両、競技、コース等に関して、山ほどの規則があり、その規則書は辞書のようにぶ厚いものになる。そして、違反をすれば即刻ペナルティを受ける。
実は、レースはスピードという部分を削除すると、異常なまでに安全を求めたスポーツなのであり、そうした視点から交通安全を訴えてみようというものだ。
記事の一例だが、今回の1月5日号に載せた、この写真。鈴鹿市内で写した写真で、信号無視の写真になる。
前の信号は完全に青である。しかし3台の白い車が交差点内を走る。特に左に見えるセダン車は、赤信号になってから交差点に進入してくる悪質なものだ。
鈴鹿では信号無視というか、赤になるタイミングで入る車がよくある。以前に青になったので走り出した時に、猛烈な勢いで横から突っ込んで来るのに気付き、私が急ブレーキを踏んでTボーンクラッシュを避けられたこともあった。
以降、信号が青でも左右を確かめるようにしているが・・・ったく!
あるいは、夕暮れ時の早めのライトの点灯のことも書いた。それは、自分が見やすいかではなく、相手から自車を見えやすくする為なのだから、と。
基本的に、他の車に、そして歩行者や自転車への配慮を考えずに運転する人が多い。
モータースポーツでは、手旗信号がコースの各所で出されるが、これを見逃すことは厳禁であり、いわゆる信号を守ることは絶対的なものである。
また、競い合うことから、常に周囲の相手のことを意識する。そして競い合っても最終的には相手のスペースを残すことも重要なのである。
と、これらも充分平和利用出来る事柄である。
そういえば昨年12月には、こんな事故があった。
私が以前の、このコラムで書いた、雨の日のスポーツカーの危険度について、にリンクするような事故でもあった。
http://www.hatagawa.net/2010/03/post-94.html#more
軽量な車に幅広なタイヤを着けていると、タイヤ発熱の低い、寒い時期の雨天時には、タイヤのグリップ力が非常に低くなるので注意を要する、という内容だったのだが、それを証明するような事故が起こってしまった。
実は以前に、同様に雨天時のフェラーリ多重クラッシュ事故に中国道で出会っているのである。
タイヤ温度、そしてタイヤへの荷重とタイヤの面圧(単位面積当たりの圧力)、そうしたことはモータースポーツで学習しているので、知るところだった。
いずれにしても、気を付けて走れば殆どのことは解消されるはず。
ということで、
今年も交通安全には充分気をつけて、そして快適なドライビングを楽しみましょう。


