Essay/Column/Diary

観光庁長官がノリノリで?

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◎観光庁長官乗込み.jpg

例年3月、鈴鹿サーキットでは「ファン感謝デー」が開催される。
我々「鈴鹿モータースポーツ友の会」も毎年このイベントに参加しているのだが、今年はサーキット同乗走行の企画を組み込むことになった。
そこに、写真の観光庁長官の溝畑 宏氏も同乗走行を体験された。
いや、とても明るい方でノリノリで福山英朗選手の運転するマシンに乗り込まれた。
そして、体験走行後は尚更明るく、ピット内でガッツポーズをされていた !
いや、喜んで頂いて良かった良かった。

この同乗走行は「本物の世界を知る」ことを目的として、教育委員会の協力のもと、中学生の中から17名の生徒に、現役プロドライバーによるサーキットドライビングを体験してもらうものだ。
そうした中で長官にも体験して頂いた、という訳だ。
これは前出の福山君による企画で、彼が熱意を持って推進したものだ。

◎同乗記念写真.jpg

確かに、若い人達に「本物の世界」を知らせることは大切であり、レーシングカーの同乗走行は、体で感じて、そして感動を与えられることが出来るものだ。
私も多くの方を同乗走行で乗って頂いているが、その多くの方が感動されるのを見てきている。
それは、普段の車の運転とレーシングドライブは全く別のものであること。サーキットを含み、スポーツドライビングの経験者でも、プロの世界は次元が異なること。といったようなことを感じてもらえるからだろう。
さて、興味は車を運転しない中学生に、それも男女織り交ぜて体験してもらう訳で、彼等がどう感じるのか、私は同乗走行後、感想を聞いてみた。
まずは、体験走行を終えて車から降りると、全ての生徒が笑顔で興奮していた。
男の子は「ゲームと全然違って、凄かった」・・・これは、まさに我等が意を得たり!
「怖くなかった?」と聞いてみると、
「最初は凄いスピードでコーナーに入って行くから怖く思えたけど、何でも無いし、後半は気持ち良かったー」と。
女の子「私は友達について来ただけで興味無かったけど、乗せてもらったら感激しました。私もレーサーになりたくなった」・・・そこまで変わるか ! と、こちらが驚く。
など、男女6名に聞いてみたが、全てポジティブな感想で、福山君、見事にしてやったりだな。
教育委員会の方からも感謝され、そして、この同乗走行は翌日の新聞数誌に掲載された。
「サーキットをスッ飛ばして走る」ことが教育に繋がるという、昔は考えられなかったことだけに、モータースポーツもずいぶん理解されるようになったものだ。ただ、この鈴鹿という地域性あってのものだろうが。

◎キッズ教室.jpg

友の会では、その他に、鈴鹿製のレーシングカーの展示をしたり、写真の「キッズ・モータースポーツ教室」も開催している。
因みに、この教室は場所がVIPスイートというグランドスタンドの上にある最もリッチな部屋で、ここに入るだけでも値打ちがある。
ただ、外で行われているイベントやモニターが気になって、あまり話を聞いてもらえないのは欠点だけど。

この日の主たる「ファン感謝デー」を忘れてはいけない。
土、日の2日開催だが、今年は土曜日から鈴鹿サーキット周辺の道は大渋滞となるほどの車が押しかけた。
ファンへの感謝デーなので、この日は入場無料の、サービス満点イベントであり、コントロールタワーやビップルーム、コース上やピットレーンなど、いつもは入れないような場所に入れる。
そして、F1からFN(フォーミュラ・ニッポン)スーパーGTをはじめ、4輪・2輪の多彩な車両が集い、それに有名なレーシングドライバーやライダーが乗る、という価値あるイベントである。
さらに加えて、今年は鈴鹿サーキット創立50周年にあたり、いつにも増して大きなイベントとなった。

◎ロータスF1.jpg

グリッド・ウオークは誰でもコース上やピット前に入れるのだが、そうした中でも、最も人気のあったのが中島悟選手の乗った、このロータスF1。
走行に向けて準備の為に移動しようとするが、人垣を分けるのが大変の図。

下は、そのグリッド・ウオークをスタンドから見る。
もう人が一杯で何が何だか判らないほど。
この、これまでにないほどの混雑ぶりを見ていると、今年は景気も回復していくのかな、と思えてくる。

◎グリッドウオーク_2.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2012年3月13日 21:05に書いたブログ記事です。

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