Essay/Column/Diary

新東名

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◎三ヶ日分岐_2.jpg

このコラムで以前に新名神を紹介した。その繋がりで、という訳でもないのだが、開通して間もない新東名高速を走ったので紹介したい。
それは”ツインリンクもてぎ”でのレースの為に水戸に向かう時で、出来立ての新東名を三ヶ日から御殿場、つまり開通した全線を往復共に走った。
写真は三ヶ日のJCTで新東名西端に向かう分岐。

写真の三ヶ日の分岐から新東名まではかなりの距離を山に向かって走り、ループを通って新東名に入るが、このあたりは従来の東名と最も離れたところになる。しかし今後、新東名が伸延されて豊田JCTに繋がる経路としては短距離で結ばれることになり、渋滞の多い岡崎付近を回避出来るのであり、開通が待ち遠しい。

浜松SA_2.jpg

昼食を採るため、まずは最初の浜松SAに入るが、平日というのにパーキングは溢れており、駐車するまでに30分近く待った。
ピアノの鍵盤を模した外観が特徴的な建物だが、ネクスコが新しく展開しているネオパーサと呼ぶSAで、食事をするところはショッピングセンター等と同じようなフードコートになっており、壁際に各種の店が並び、セルフサービスで中央の椅子テーブルに運んで食べる方式で、ここには独立したレストランは無い。

◎しらす釜揚げ丼.jpg

富士川SA(2F駿河路)のそれと比べるべく「釜揚しらす丼」を注文した。違いは、しらすの下にとろろ昆布が敷いてあり、目新しく興味を惹いた。しかし、味は、富士川SAの、ふくよかな”しらす”と出汁醤油の味付けとは比べるも無かった。
それに、やはり休憩をとりたい感覚の時にフードコートでは落ち着かないし、そこでの食べ物はチープな感じが否めない。

◎新東名トンネル前.jpg

新しい道は気持ち良い。車線の幅は広いし、舗装も綺麗、カーブも、坂の勾配も緩く、車はフラットな乗り心地を維持して走る。
そして何より、景色が綺麗だ。まだ手付かずの自然のままの景色の中を走ることが多く、特に今は新緑の山々が萌えて美しい。自然の美しさには何も適わないな、などと思う。
時折現れる人工の建造物は景色を崩すが、なるべく、この道路の周りの開発が遅れることを祈りたいほど。
んー・・・でも、その地域から見ると、この新東名自体が、とてつもない人工の建造物ということになり、あるいは自然を崩しているのかな?
一方、新東名は場所によっては非常に高い所に橋を架けており、それらの建造物は外から見ると壮観だろうし、現代の建築技術の粋は東京スカイツリーでは無いが、美しく写るのかも知れない。
私の車にはクルーズコントロールが付いているので制限速度を少しオーバーするあたりにセットしておくと、右足が自由になり楽ちんだ。
以前、日本の有名な自動車誌でクルーズコントロールを「狭い日本では不要」と批判したことがあったが、そのせいなのか、日本車ではクルーズコントロールが今もあまり装着されていない。しかし長距離移動では非常に有効なツールで、右足をアクセルに固定して四六時中コントロールしているのを、例え短い時間でも右足を自由にさせてやることで体の疲れは大きく異なる。

◎沼津SA.jpg

まるでテーマパークのような建物の沼津SA。ここも駐車場は満杯で止めるのに苦労したが、見学を目的に入ってみた。
海が近いので色々な海産物を扱っていた。あるいは塔に上ると鐘を鳴らせるとか、2Fのカフェはキャラクターを配して子供向けにしたりと、家族連れが楽しめるような作りだったが、まあ、一度見たらいいかな、という感じで早々に出発した。
沼津から御殿場まではかなり坂を上ることになるが、新名神でも鈴鹿峠を越えるのに亀山から緩い一定勾配で知らぬ間に上り切るのと同様に、どこも坂やカーブによるキツさを感じることなく御殿場の合流まで登り切ってしまった。

◎御殿場合流.jpg

写真は御殿場の合流、東京方に向かう。
これまで、とても高いところをオーバークロスしている足の長い新東名の高架橋が印象的で、その工事を傍目に見てきたのだが、今、こうしてその上を走っていることなにる。
まだ、混んでいないことが大きな要因だが、新東名は誠に快適な道だった。

この後、首都高で都内を横断したが、不思議なことに全く渋滞が無く抜けられ、向島線では開業間近のスカイツリーを横目に見つつ、常磐道に入り水戸に向かった。
何故そこまで、と言うのは、新東名を使い一定速度でコンスタントに走れたことと、首都高のスムーズな通過で、燃費が劇的に良かった。

◎リッター16.8.jpg

私の車には写真のような表示が出る。目的地の水戸のホテルに到着した時に写したものだが、スタート カラ の下の表示は、全走行498km、走行時間5時間41分、走行平均速度87km/h、そして、走行平均燃費が16.8km/lとなる。
これまで15km/l台がせいぜいだったのに、リッター当り1キロ以上伸びた。こんなに燃費が良かったのは初めてだ。
新東名には意外な効果もあったようだ。

下の写真は浜松SAから西方を見た景色、左に新東名が走る。

浜松SAの景色_3.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2012年5月25日 20:22に書いたブログ記事です。

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