Essay/Column/Diary

WTCCから

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○シボレーピット看板_2.jpg

F1日本GPから始まり、翌週はWEC、そして、また翌週はWTCCと日本国内で3週間連続で世界選手権が開催された。
本来は世界選手権格式のレースは隔週以上開けないといけないはずなんだけど・・・
ま、本家のやることは理由をつけて何でもOKということもある。
ということでWTCCつまりワールド・ツーリングカー・チャンピオンシップが鈴鹿で開催された。
前週のWECではアウディ色が強かったのに対して、今度は日本では馴染みの薄い、このロゴ、シボレーが力を入れているカテゴリーである。


○シボレーピット_1.jpg

車はこれで、シボレーと言ってもカマロじゃ無くて、ツーリングカーだから「シボレー・クルーズ」である。
3台体制でカラーリングを揃えているが、よく見ると天井はドライバーのナショナルカラーが塗られている。粋な計らいだし、観客席からも、ひと目で誰が乗っているか判る。

○ホンダ_1.jpg

何と言っても今回のレースの注目は、このWTCCに「ホンダ・シビック」が初参戦したことで、このホンダピットの前には多くのメディア/カメラマンがいつも居た。
環境問題やリーマンショックによるモータースポーツへの縮小ムードが続いてきた自動車メーカーの動きであったが、前回のWECにはルマン・プロトタイプにトヨタがハイブリッド・レーシングカーで参加し始めるし、このWTCCにはホンダがワークス参戦を始めた。
再び自動車メーカーがモータースポーツをポジティブに捉えられるようになってきたのかな、などと期待をしてしまう。

○タルキーニSEAT.jpg

WTCCレースで最も有名なドライバーと言えば、この「セアト・レオン」に乗るガブリアレ・タルクィーニ選手だ。元F1ドライバーで、もう50才になる大ベテランだがスピードは今も完全にトップクラスだ。そして、そして、ホンダと契約を交わし来年からはシビックに乗ることになった。
WTCCにも楽しみが増えた。

○第二レーススタート.jpg

第2レースのスタート(場内モニター映像より)
WTCCは一日に2レースを行う。それもリバースグリッド方式で10位までをひっくり返すもので、速い車が後ろになるので、勢いレースは接戦となる。
写真では1レース目を制した青いシボレー軍団が3列目に見える。

○S耐スタート.jpg

写真を間違えた?
メルセデスにスカイライン、BMWにフェアレディZそして三菱ランサーと。
これば同時に開催されたスーパー耐久のスタートシーンだ。
つまり、この日はハコ(ツーリングカーをレース界ではこう呼ぶ)の世界選手権と日本のハコの耐久レースも見られた。

という訳で、この3週間は、フォーミュラ・レースの世界最高峰のF1。そしてスポーツプロトタイプの世界最高峰のWTCC、そしてハコの世界最高峰のWTCCと、それぞれ価値のあるものを見ることが出来た豊かなWeekだった。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2012年11月 5日 21:22に書いたブログ記事です。

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