Essay/Column/Diary

稲庭うどん

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○日本橋.jpg

本コラムの3回前“お漬物”では、名古屋に出掛けた時の話だったが、今回は大阪日本橋に出掛けた時の昼食のこと。
大阪の日本橋は東京の秋葉原と同様に大きな電器屋街で、時々、買い出しに出掛ける。
その日本橋に行った時に、いつも少し困るのが昼食で、いまいち納得出来る店に出会わなかったのだが、先日、それなりの店を見つけた、という話。

それがタイトルの“稲庭うどん”の店である。

○宗八外観.jpg

既に有名な店のようなので、写真を載せても平気だろう。
これが、そのお店の外観。
電器屋街の中心の通り(堺筋)からは、地下鉄恵美須町駅の横を曲がったところにある。
外観は和風の店づくりではあるが周辺の店の雰囲気からは、いかにも電器屋街にある、という感じがまたよろしい。
それにしても、稲庭うどんとは、確か東北、秋田県の名物のばずだが、それがベタベタの大阪、日本橋にあるとは。
で、お店に入ると、4人掛けのテーブル3つは満席で、入ったところの6人掛けの大テーブルに空きがあった。

メニューを見ると、とてもシンプルで、温かい「釜あげ」か、冷たい「ざるうどん」の2種類しかなく、あとは大か小を決める。
「釜あげ」の大を注文する。

○胡麻すり.jpg

すると、間もなく薬味と共に胡麻の入った小さなすり鉢/すりこぎが出され「ゴマを擦っといてくださいネ」と。
店の感じといい、女将さんの感じといい、親しげな感じで雰囲気がいい。
やがて、大きなトックリが運ばれて来ると「もう、すぐ出来ますから」と。
その大きなトックリには温かいつけ汁が入っている。
少し出汁を味わってみた。鰹出汁だが、これが上品で何とも絶妙なおいしさである。

○稲庭うどん.jpg

つけ汁に、擦りたての胡麻や、薬味を入れると、すぐにうどんが運ばれて来た。
実は、稲庭うどんは初体験だ。それは、素麺より太いくらいの細身の平らな麺で、少し透き通った、とても綺麗な麺である。
讃岐うどんや、きしめんが、麺のコシを強調しているのに対して、稲庭うどんは、むしろツルリとした麺の繊細な食感が気持ち良い、という感じかな。
出汁のうまさと相まって、何より、丁寧なうどん作りのこだわりが感じられた。

周りのお客さんを見ているとリピート客もしくは常連客という感じだ。
この味と雰囲気なら、そうだろうな、と思う。
よく見ると、壁には有名人のサインが沢山貼ってあった。
さすが大阪ミナミで、吉本の芸人のサインが多い。

お勘定をすると「おおきに、また来てくださいネ」と。
きょう日、こんな挨拶を聞くことは稀だ。
いやー、ええ感じやな。
こんどは”ざるうどん”を食べに来よ。

○サイン.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2013年2月28日 21:08に書いたブログ記事です。

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