Essay/Column/Diary

イギリスの街を創る  更新版

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■街を創るタイトル.jpg

鉄道模型も暫らく離れていたが、体が元気を取り戻すに伴い、レイアウト作りをそそくさと再開した。
街を創るとは大袈裟だが、レイアウトは創造することの愉しみでもある。それは、私のイメージの中にある、イギリスの郊外なら、どこにでも有りそうな街並みを表現すべく取り掛かった。
まだ完成には至っていないが、かなり雰囲気が出て来たのでお見せすることにしよう。

有難いのは、HornbyやBachmannといったイギリスの鉄道模型メーカーは、車両だけでなく建物から構造物や樹木など、実に多くのストラクチャーを出しており、またレジン製の建物は軽くウエザリングも施され、よく雰囲気が出来ているので、並べるだけで街が出来てしまうほどだ。
ただ、実際には、そう事は簡単ではなく、ここまで来るには何度となく試行錯誤を繰り返している。

さて、街の配置だが、実は当初よりレイアウトの右端に街を配置しようと考えていた。
そう、下の写真のこの部分に。

○街なし.jpg

何も無いとターンテーブルの周りを線路が半円を画くだけで、何とも殺風景である。
また、イギリスでは街と線路が平面上にあることは少なく、街は一段上の高架に配置することになる。
しかし、悩んだのは高架に街を作ったとして、街と駅を、どのように繋げれば自然になるのか、ということだった。

○街あり_2.jpg

そんな時、イギリスの雑誌で、街は街のみで上段に存在しているレイアウトを見て納得し、駅に道を繋ぐことを止めて、上に街がある景色にすることで割り切れた。
写真では、前述の半円を画く線路だが、こうしてトンネルで少しでも隠してやると、旋回する不自然さが消えて、また距離感も出るから不思議である。

□街並の土台.jpg

高架の構造はご覧のとおりで、まず外側の石積み部分を、トンネル穴を開けて固定し、街のベースとなるスタイロフォームを乗せる土台/足をご覧のように、水平を気にしつつ作成するが、レジン製の建物は重いので、かなりしっかりした土台が必要だった。

□街のイメージ.jpg

スタイロフォーム(水色部分)で街の床面を切り出し、手持ちの建物をとりあえず並べてみる。
なかなか感じが良い。
レイアウトは、こうして作業が進む段階で新しい景色が現れ、何とも愉しい。
この街並みの斜め配置(部屋に対して)は、いずれ変更することになる。

□鏡の利用_2.jpg

これが最新の街並み状況で、部屋の奥の壁から直角に街並みが伸びる。
街並みより奥側の通りに、住居用の家を配し、実物同様に住居地区と商業地区を分けた。
さて、長い街並みが続くが、実は奥の半分は鏡に映ったものである。
(写真をクリックして頂くと拡大するので、鏡による反射の利用が解って頂けよう)
右手前に公園を配し芝生としたが、そこの木も3本植えただけだが沢山に見える。
これが街並みを壁から直角にした理由で、少しでも角度がつくと不自然に折れ曲がった街並みになってしまう。

◎街の短かさ.jpg

実際の街の奥行きは、これだけしか無い。
ネタを明かすとこのとおりだが、実際には、この角度から見ることは少ない。
因みに、右端の支線は街の下のトンネル内で急勾配を下るが、壁際ギリギリを走る。

下は、現在のレイアウト全景。
中央に位置する駅を中心に、レイアウトの左側はイギリスの南西部的なローカルな景色。そして右側はロンドン郊外をイメージした街並みが生まれた。
手前を走る列車は、一般的にマラード形と呼ばれるLNER A4機関車の牽くBR HAWKSWORTHのCarmine & Cream色の客車。
これらは昔の列車にもかかわらず、イギリスの鉄道車両のカラーリングは美しい。

◎レイアウト全景.jpg


PS:こんな写真が撮れたので

□こんな写真_2.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2013年9月 8日 20:16に書いたブログ記事です。

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