Essay/Column/Diary

サーキット走行会と安全運転

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私の所属するNPO法人「鈴鹿モータースポーツ友の会」では色々な活動を行っているが、新しい試みとして「車で遊ぼう」というタイトルで鈴鹿サーキットの南コースを使用して、サーキット走行を楽しみつつ安全運転を喚起しよう、というイベントが行われた。
で、私も講師として駆り出された次第。

鈴鹿市民の一般の方が対象であり、鈴鹿市発行の公報や本会のHPで案内したものだが、当初、果たして人が集まるのだろうか、と案じていたものの定員の30名は早々に申し込まれた。
それも比較的年配者の方が多く、女性も3名が参加という内容は、さすが鈴鹿に住まいの方々のモータースポーツの理解度、あるいは興味の高さを感じさせるものだった。

〇ブレーキング.jpg

講習は午前と午後に行い、それぞれの後にサーキット走行を行った。
午前中は言わばカリキュラム走行を行い、「フルブレーキング」「スラローム走行」「S字走行」などを行って車のコントロールを習うもので、各エリアにはインストラクターが評価して、都度レクチャーするもの。
例えばフルブレーキングでは、普段の走行では滅多に経験することが無く、殆どの人が踏力不足、目一杯踏むことが出来ずに大きな制動距離となってしまう。
しかしレクチャーを受け、回数を重ねる度に上手になるのが見て取れた。

〇ミニバン.jpg

車は各自の持込み車両で行うのでミニバンやSUVなども参加、但しオープンカーは不可。
午後の走行は先導走行でライン取りなどをミッチリ練習してから、最後にフリー走行まで経験してもらった。サーキット走行は初めての方が殆どではあるが、全車事故もなく走行をされたし、存分にハイスピート走行を楽しんで頂いたようだ。

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全ての走行が終わったところで、3名のインストラクターによる全力走行を見てもらった。
何事もそうであるが、プロとアマの差は大きい。
彼等が走り出し、見事なコーナリングを見せると大きな歓声が上がった。
それまで各自が格闘してきた運転を、目の前で見事に走るのを見て感激されている模様で、こうしたパフォーマンスもイベントとしても効果が大きい。
そうか、NHKの日曜お昼の「のど自慢」の最後にプロの歌手が歌った時に似ているかな。

さて、実は私としては「安全運転は技術ではなく、心掛け」と思っているので、果たしてサーキットでの運転技術の向上が、どれほど効果を出せるものだろうか、と疑問を持って臨んでいた。
講習では、サーキットドライビングから学べる安全運転の話をしっかり聞いて頂き、また、全インストラクターが安全運転を意識した指導を行ってくれたことで、安全運転を充分に意識した走行会になっていたと思う。
そして何にも増して、走行を終えた後の皆さんの嬉しそうな笑顔を見ていると、このイベントがやって良かったものだと感じ取れるものだった。

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Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2014年2月 9日 11:42に書いたブログ記事です。

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