Essay/Column/Diary

HNモジュール運転会より

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〇港_1.jpg

先日、HNモジュール運転会が大阪で開催され、私も参加させて頂いたのだが、今回、新たに持ち込まれた素晴らしい出来栄えのモジュールがあったので紹介したい。
それがこの写真の港湾モジュールで、ご覧のように何とも雰囲気のある港の風景を表現した素晴らしい作品。
そして何と、このモジュールは九州から新幹線で持ってこられたものである。
因みに、アメリカ型の列車は私の持ち込んだもので、港の雰囲気にも似合っている。ただ、ウエザリングをしないと車両が綺麗過ぎて浮き立ってしまっているが・・・

この作品のクオリティの高さと表現力には感心するばかりで、石積/敷石の石の色も様々だが、ひとつひとつ塗装されたとのことで、その丁寧さと共に、色合いにもセンスを感じる。
それに、照明に関しても色々なところから光りを放ち、モジュール全体に実感味を醸し出している。

〇港_接岸_2.jpgよく見るとフィギアの衣装、そして個々の動作もそれぞれ表現されていて、接岸風景を表しているあたりは何ともリアルだ。
色々なところから明りが漏れるが、右端の車のライトが点灯しており、こんな細かな部分まで手を抜かずに表現されているのは驚きだった。
というように、いいものを見せて頂きました。

ついでなので、もう少し写真をお見せしたい。

〇白川橋梁Santa Fe.jpg

こちらはHNモジュール最大の見せ場と言える「第一白川橋梁」のモジュール。
圧倒的な高さの橋で、橋の構造に至るまでリアルな素晴らしい出来栄えのものだ。
今回、初めてアメリカ型車両を持ち込んだが、HNモジュールクラブの方は概ね「ヨーロッパ型」あるいは「日本型」を好む方が多く、一寸ヘソ曲りでアメリカ型(EMD GP35ディーゼル機関車)を持ち込んだのだが、モジュールという景色の中では大きな違和感はなく、のけ者にされることも無くて良かった良かった。

○マーチャントネイビー.jpg

DCCの走行時間帯では、このマーチャント・ネイビー型+プルマン展望車を持ってきた。
英国内でオリエント急行やゴールデンアロー号を牽いていた機関車である。
モジュールはスイス型の「ブルック駅」だが、意外とイギリス型機関車が似合っている。
ブルック駅は4方向からの線路が集まる中心的な駅のモジュールで、よって運転会の日には、このモジュールが到着しないと他のモジュールを接続して行けない、という意味でも中心となる。

○線路作業車_2.jpg

今回、持ち込まれた車両の中で、最も目を引いたのがこの車両かも知れない。
保線用の車両で、バラスト(線路下の砂利)を固める軌道工事車で、模型はDCC制御で実車同様の保線作業をする。
車両中央部下側の4本下向きに出た杭状のものが、下がってバラストに刺ささり振動で固めるもので、模型では当たるまで下げないが、この部分が下りて作業をする。車両は止まることなく連続して作業するために、ゆっくり走り、当該部分は地面に刺した状態なので車体からは後ろにスライドする。この車速と作業部のスライドはちゃんとリンクしている。そして車両はゆっくり進んだまま、次の4本の枕木間のバラスト固めに移動する。
言葉にすると長くて恐縮だが、まあ、実に良く出来たもので、列車を走らせるだけでなく、色々なことが出来るのもデジタルコントロールの真骨頂と言えよう。

今回も楽しい時間をHNモジュール運転会で過ごさせて頂いた。
でも、一番楽しかったのは皆で囲んで食べる昼食の時かも知れない。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2014年6月22日 12:03に書いたブログ記事です。

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