Essay/Column/Diary

二つの「お・も・て・な・し」 更新版

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□靴整列.jpg

さて、チェックアウトに向かおうと襖を開けて部屋を出ると、踏込には靴が綺麗に拭かれて並べてあり、その上には靴べらが用意されてあった。
この旅館で、とても良いサービスを、と言うよりも素晴らしいおもてなしを受けた。 
この写真を見れば、その印象が解って頂けるだろうか。

○延楽.jpg

場所は富山県黒部市にある宇奈月温泉。
今回もインターネットで標準的なコースを予約して訪ねた。
チェックインを済ませると仲居さんに部屋に案内された。そして部屋の説明や温泉の利用方法、食事のことなど、色々と親切な説明を受けるのだが・・
何かおかしい。
部屋がやけに広いし立派な作りだ、窓際の広縁には3人掛けソファとマッサージチェアまである。それに、もう一部屋が別に付いている。トイレも2カ所、洗面所のシンクも2つある。
「あの、部屋をアップグレードして頂きました?」と言うと、
「はい、特別室をご用意させて頂きました」と。
今までに泊まったことの無いような立派な広い部屋で、とても気持ちの良い滞在時間を過ごすことが出来たのだった。

温泉は、2日間で3カ所のお風呂を利用したが、ここのお湯は透明度が高く、実にサラッとしたお湯で、温泉と言えば肌にヌルリとした感覚があるものだが、こんなサラサラの温泉もあったのだと感心する。
食事は部屋でも摂れるのだが、同じ部屋にじっとしているのも何なので、食事処で食べるように予約をしていた。それは食堂的なところだろうな、と思っていたのだが・・・

○食事処.jpg

あくまで個室で、畳敷きの和室に雰囲気のある椅子/テーブルが置かれていた。
もはや畳の生活から離れてしまった私には、足が痛くならない椅子での食事はありがたい。
また配膳室に近いであろうここでは、各料理をひとつずつ持ってきて頂けるし、その都度、料理の内容や食べ方を聞くのも楽しみである。
写真は同じ場所での朝食だが、久しぶりにキッチリした和の朝食を頂いた。焼魚は一夜干しのフグを自分で焼くもので、何とも贅沢な思いに浸れた。
そしてタイトル写真にあるように、人の対応/サービスが行き届いていたのであり、とても気持ち良かった。
チェックアウトの後も、私達夫婦だけなのに、すぐに駅まで送る車を準備して頂き、せいぜいその時に、見送りして頂く女将とおぼしき方に、今回の素晴らしいサービスのお礼を言ったのだが、それでも足りない感じが残った。

○宇奈月駅ホーム.jpg

宇奈月温泉には富山駅から富山地方鉄道を利用して行ったのだが、宇奈月温泉の近くに北陸新幹線の駅が作られていた。調べてみると「黒部宇奈月温泉駅」として来春開業する。
富山地方鉄道に接続しており、ここから宇奈月温泉へは15分程度となる。
そうなると東京から2時間少々で宇奈月温泉に行けることになるし、宇奈月には温泉と共に観光の目玉でもある黒部峡谷トロッコ列車が出ている。
写真は富山地方鉄道の宇奈月駅で写したもので、右端には黒部峡谷トロッコ列車のオレンジ色の機関車が見える。
ということで、北陸新幹線が開業すると、この宇奈月温泉も活気を取り戻すことになるだろうし、あるいは部屋のアップグレードサービスもむつかしくなるかも知れない。
そう考えると、良いタイミングで訪れたのかな。

タイトルにあるように、もうひとつ今回の旅行で「おもてなし」の話があるのだが、長くなったので、また今度にしよう。


Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2014年7月13日 22:53に書いたブログ記事です。

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