Essay/Column/Diary

上昇気運?

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〇FEモックアップ.jpg

先日、鈴鹿サーキットで開催された恒例の「インターナショナル鈴鹿1000km」レースだが、この時、新しく3つのレース/車両が発表された。
写真は「フォーミュラEnjoy」の新型モデル「FE2」の1/4スケールモデル。
2003年にスタートしたフォーミュラEnjoyレースだが、その立ち上げから関わり、また長年FEレースのアドバイザーを勤めたこともあり、思い入れのあるカテゴリーである。

〇FE_1.jpg

当初のFE車両は、安全性と独創性を持たせるために、このように車体を囲うようなボディデザインを採用した。
そして、モータースポーツを楽しむレースとした企画は成功で、多くの方がこのカテゴリーでレースに参加し、また、色々な上位カテゴリーのレースにステップアップされた。
流石に12年も経つと色々な面で刷新が望まれ、今回の発表となったもの。
今度は完全にフォーミュラカー・デザインで、なかなかカッコ良い。
そう、来年からのホンダF1の復帰もあり、また、後述のように、フォーミュラを中心としたレースは再び上向きの予感がするのである。

〇発表会.jpg

続いて、こちらはピットビル2階のホスピタリティ・ラウンジで行われた「Super GT GT300マザーシャシと、FIA-F4シリーズに関する発表会」の模様である。
写真左の車は、そのマザーシャシ(統一モノコック・フレームを指す)を使い製作されたGT300マシン。
右側は新しく来年から始まるFIA F4の車両。
F4は日本国内では従来より行われているが、これはFIAつまり国際自動車連盟の定める新しい規格によるFIA F4で、世界的に統一された規格で各国で来年から始まる。

〇ARTA_CRZ.jpg

肝心のスーパーGTレース「インターナショナル鈴鹿1000km」スタート前の写真。これはGT300クラスで小林選手のドライブで予選1位を獲得した鈴木亜久里監督率いるARTAチームのホンダCRZ。
スターティング・グリッド上でグリッド・ウオークの時で沢山の人に囲まれる各車。スタンドにも沢山の観客が見えるが、まさに人気のスーパーGTレースの風景である。

〇パトカー先導.jpg

一寸、見慣れぬ写真。つまりパトカーがレーシングカーの先頭に立ち1コーナーに進入している!!
やはりパトカーは速い!・・・のではない。
また、パトカーを抜くとスピード違反で捕まる!!・・・のでもない。
レーススタートの前のパレードラップ1周をパトカーが引っ張る、という企画のようで、あまりに珍しい景色に目をとられた。

というように、色々なことがあった「鈴鹿1000km」だったけど、最初に戻って、新しいレースなどの話。
今、モータースポーツ界では、
・日本のトップカテゴリーであるスーパー・フォーミュラも新チームが出来て参加増。
・スーパーGTは最も活発なカテゴリーだが、前述のマザーシャシ導入によりGT300の活性化が図られる。
・F3も今年から来年に向け、参加者の増加が見込まれている。
・F4は従来の国内F4に加えて、前述のFIA F4レースがスタートする。
・スーパーFJは全国各地で7つのシリーズが開催されているが、参加台数が増加傾向にある。
・フォーミュラEnjoyは先のカッコ良い新型が来年から参入する。きっと盛り上がることだろう。
という具合に、
日本のモータースポーツは僅かに上り調子にあるようだ。
以前のF1ブームのような「猫も杓子もF1」には成り得ないが、むしろ、地に足が着いた状態で内側から上向きになることは、とても望ましことだ。


Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2014年9月 6日 20:44に書いたブログ記事です。

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