Essay/Column/Diary

メルセデス・ベンツ Cクラス W204

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□関宿の中で_5.jpg

友人がメルセデス・ベンツCクラスの3代目になるW204を手に入れたとのことで乗せて頂く機会を得た。
どうせなら雰囲気のある街並みと、美味しい蕎麦の頂けるところにでもドライブしよう、ということで関宿を訪れた。
鈴鹿峠の東の麓に位置する関宿は、東海道五十三次の47番目の宿場町で「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、また近年整備されて美しい町並みが続く。
そんな伝統ある景色にもメルセデスはよく似合って見える。
※参考、以前の「関宿」のコラム。
http://www.hatagawa.net/2009/05/post-64.html

車は中古車とは思えないほど内外装共に綺麗だし車はとても程度の良いもので、女性の方のワンオーナーカーだったとのことだ。
実は私も2代目のCクラスW203を所有しており、その違いを比較してみたいというのも大きな目的であった。

□運転席.jpg

運転席に座ると広く感じるが、車幅はW203と殆ど変らないらしく、おそらく車高が高くなっているので上下方向に余裕が出来て、室内空間が広がって感じるのだろう。
というよりも、W203の車高が当時のスポーツライクな考え方から低過ぎたのであり、W204はセダンのあるべき姿として正しい方向に向かったと言えよう。
ダッシュボードをはじめ、室内の印象は明らかにスカッとモダンな印象になっている。
各部分のデザインは洗練され、扱い易さも向上が見られる。
ただ全体の印象としてはメルセデスらしい個性が薄らぎ、他のドイツ車のように思えるのは残念なところで、W203がレザー貼り的な印象なのに対してW204はプラスチッキーに感じる。

□車内から.jpg

走ってみると、いやーカッチリしている。
アバンギャルドということもあり、足回りは一層シッカリしているのだろう。しかし流石はメルセデス、乗り心地に角が無く気持ち良い。
ハンドルはパワステの設定が少し軽くなっているし遊び感が殆ど無くなっている。このあたり、何かBMWのハンドルを握っているようだ。
同様にブレーキも軽くなっている、というか踏み始めから効き過ぎるきらいがあり、スムーズに走らせるには踏力に多少神経を使う。
高速道路も少し走ってみた。走行安定性が高く、安心感はこれまで以上に良くなった感があり、普通に走ると10km/hほどクルーズ速度が上るだろう。
またパワー感もあるし、比較的早めにキックダウンするのでシャキッと走る印象が強い。

というように、予想通りにワンモデルごとに確実に向上しているのが見て取れたのである。
しかし一方で、過去メルセデスの特徴として、穏やかに走るようなセッティングがされており、言わば故意に加速や減速そしてハンドリングを鈍感気味にして車がスムーズに走るように味付けされていた。それが今回のW204ではシャキッとしている分、メルセデスの「ゆとり」のような良さがスポイルされているようにも思えるのである。

□リアビュー.jpg

さて、今回のW204も昨年に新しいCクラスW205が発売されたことでワンモデル古い車になり、ということは私のW203は2モデル古いことになる。
しかしメルセデス・ベンツが有難いのは、古いモデルでも極端に見劣りすることなく、それなりに存在感があることだ。
繰り返しになるが、今回のドライブではモデル毎に確実に進化していることを確認出来たが、同時に旧モデルの良さも見直すことが出来るものだった。
そう、W203まだまだ、ずーーーっと乗るぞー!

□W203サイド.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2015年1月10日 11:20に書いたブログ記事です。

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