Essay/Column/Diary

“マラード” ヘッドランプの取付け

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〇穴あけ.jpg

イギリスの蒸気機関車の模型で困るのは、ヘッドライトが付いていないことだ。イギリス以外の模型ではヘッドライトの光も華やかに走るのに、一寸寂しい。
勿論、本物にヘッドライトが付いていなかった訳で、ただ、列車識別灯のオイルランプを取り付けて走っていたので光が無かった訳ではないのだが。
せっかく頑張って”フライング・スコッツマン”の客車に室内灯を付けたのだから、その牽引機たる”マラード”だけでもランプを取り付ようと、奮い立った次第である。
写真は識別灯用ステーの後ろに0.3mmの穴を開けるところだ。

〇ヘッドランプコード拡大.jpg

これがイギリスのヘッドランプコードなるもので(図中、黄色がランプ位置、但し煙室扉中央の黄色は無視?)。
1.の左右2灯が Express Passenger Train、まさに”フライング・スコッツマン”はこれだ。
因みに、日本の私鉄でも同様に通過標識灯として(鉄道により違うようだが)、例えば特急は左右のライト、急行は左、準急は右のライト、というように使われており、イギリスのこれが元となっていたのかも知れない。

〇片ライト取付け.jpg

ヘッドランプは製品が出ていて(1st Class Train社製)LEDライトと抵抗器もセットになったものだった。
写真は片側だけランプを取り付けた状態で、手前に取付け前の、もうひとつのランプ(LEDライト)と、右側の二つは抵抗器。
ランプの取り付け穴は、タイトル写真のようにステーの直後に垂直の穴(+極側)と、その少し上に-極側の穴を斜め約45度位の角度で、それぞれ0.3mmの穴を開けねばならず、結構神経を使うものだった。

〇ライト取付け外側.jpg

左右のランプを取り付けた後の外側写真。
何とかランプステーの上に乗る形で取り付けることが出来た。

〇ライト取付内部.jpg

内側では、
真直ぐ下した+極側は後ろに曲げてある(写真では上側)。
流線形の車体の有難さで内側は広くガラン胴。よって配線およびハンダ付け作業は比較的やりやすかった。

〇青白線.jpg

残るはデコーダーからライトへの配線になるが、写真は8ピン部分よりヘッドランプに向かう配線をしたところ。
上部に弧を描く青の線と白線がそれで、8ピン部にハンダ付けしている。

こうして何とか無事にヘッドランプを取り付けることが出来た。
というのも、やはりマラードはイギリスの蒸気機関車を代表するものだし、また模型の生産も常時行われるものではなく、私のマラードは多分、現状国内在庫最後あたりのモノと思われ、決して痛めたくなかったからである。

ということで、ご覧のように"マラード"はヘッドランプが輝き、そして客車は室内灯を煌々と照らして、我がレイアウト(Big Four Suzuka)を ドラフト音も軽やかに”フライング・スコッツマン”は快調に飛ばしている。

□マラードライト_3.jpg

関連記事:http://www.hatagawa.net/2014/11/post-242.html

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☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

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このページは、Osamu Hatagawaが2015年2月24日 13:57に書いたブログ記事です。

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