Essay/Column/Diary

地球の力、人間の力

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□グランドキャニオン_1.jpg

初めてグランドキャニオンを訪れた。
大袈裟だが、死ぬまでに一度は見ておきたいと思っていた。
やはり壮大で、地球そのものを感じるものだった。

それと言うのも、これまでに、
ある人からは「人生観が変わる」と聞き、ある人は「涙が出てしまった」との言葉をこれまでに耳にしていたからでもある。
無論、今さら人生観が変わる歳でも無いのだが、やはり見ておかねば、と思っていたのである。
その割には、殆ど事前の知識を持たないまま、ツアーで行くことになった。

□ライト飛行機.jpg

ツアーはラスベガスの小さな飛行場から、比較的小さな飛行機でグランドキャニオン空港まで飛び、観光バスで何カ所かのポイントを回る、というものだった。

□グランドキャニオン_上から.jpg

その為、機上からグランドキャニオンをコロラド川の上空からも見ることが出来た。
写真は飛行機のガラス越しなので曇って見えるが、肉眼ではかなり鮮明に見られ、その迫力のある自然の造形美を見ることが出来た。

□グランドキャニオン_2.jpg

この向こうの平坦な地形、つまり、こちら側もそうだが、7000万年前の地殻変動により海底だったところが隆起して出来た平らな高地で、その後、4000万年前からコロラド川の浸食が始まり、約200万年前に現在の峡谷の姿になったとされる。
つまり、人間の歴史では猿人のヒト属が生まれたとされる200万年前には、既に現在のグランドキャニオンの姿となっていた訳で、その壮大な景色(グランドキャニオンの面積は、ほぼ四国と同じ)には長大な歴史が刻まれている。

写真では、左側の中央より少し下に緑の部分がある。クリックして頂くと拡大するが、その緑の右下あたりに白い点があるが(PCなら2度クリックで見えると思う)、それが唯一、峡谷下にあるホテルの壁が見えている。
ということから、如何に峡谷の高低差があるのか解って頂けよう。

迂闊だったのは、好天の観光なので大きなツバの帽子を用意したり、暑さ対策を考慮して行ったものの、いざ着いてみると寒く、幸い持ち込んだ薄めの上着で何とか凌げたが、それもそのはず、標高は富士山の五合目と同じらしく、寒いはずだ。

グランドキャニオンは、自然というよりも、地球の生き様を見たような気がした。

さて、今回のツアーの出発地はラスベガスであり、都合2泊をした。
ホテルはプラネット・ハリウッドで、ベラージオの噴水ショーを見下ろせる最高の部屋だった。隣のパリスホテルのエッフェル塔も目の前で、特に夜景はこのように素晴らしかった。

□プラネットからの夜景.jpg

そしてラスベガスでの興味はと言うと、実は私はカジノには興味が無く、妻と共にショーを楽しみたかったのである。
シルクド・ソレイユ関連のショーは休みとのことで、チケット・ショップのお勧めで見たのがウイン・ホテルで行われていたLE REVE(英語名THE DREAM)だった。

〇ドリーム_1.jpg 〇ドリーム_3.jpg 〇ドリーム街灯.jpg 〇ドリーム_炎.jpg 〇ドリーム上方.jpeg 〇ドリーム_立体.jpg

円形の客席の真ん中のステージで行われるショーは、主に水槽にしたもので、時には高く隆起もする。
簡単なラブ・ストーリー仕立であるが、とにかく、1時間半のショーは美しく、まさに題名通りに一瞬「夢の中に居るのでは」と思ってしまうほど幻想的で素晴らしかった。
サーカス、スイミング、飛込み、ダンス、音楽、光、水、炎などがショーの要素となっている。
飛込みなどは信じられない遥か上の高さから飛び込む。また、フィジカルなものはオリンピック選手を凌ぐのでは、と思わせる凄いものもある。全てにおいて人間は鍛えればここまで出来るものなのか、と感嘆するばかりであった。
ショーの簡単な紹介動画は下記のサイトで見られる。
http://www.wynnlasvegas.com/Entertainment/LeReve/Video

こうして、
1日のあいだに「グランドキャニオン」と「ショー LE REVE」を見た。
どちらも感動するものだった。
ひとつは巨大な「地球の力」を見た気がするし、もうひとつは、その地球上では蟻ん子のような小さな存在の人間ではあるが、人の作り出す素晴らしい「人間の力」を見たようであった。

〇ドリーム_フィナーレ.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2015年5月 3日 15:04に書いたブログ記事です。

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