Essay/Column/Diary

支線 Branch line  更新版

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□海岸線.jpg

そう言えば私のレイアウトで、これまでイギリスの4大鉄道時代をテーマとしたメインラインの紹介はしてきたが、もうひとつある支線は紹介していなかったと思う。
写真はレイアウトの右端コーナー部分を海岸風にした支線上を、古いDerby Lightweightディーゼルカーが行く。

□牧場側から.jpg

この支線の始発/終着駅を羊の丘側から見たところで、内側線路の支線駅には2両編成のClass105ディーゼルカーが、本線上にはClass47ディーゼル機関車が牽くMKⅠ客車の急行編成が停まっている。

□マニング_11.jpg

この駅は実際にあるブリティッシュ・レイルの駅を想定したものである。
それはロンドンから北東に位置するイプスウィッチ(Ipswich)に向かう路線の途中にあるマニングツリー(Manningtree)駅だ。そのマニングツリー駅からはハーウィッチ(Harwich)に向かう支線が出ている。
□BR105.jpg

ハーウィッチ港はオランダに渡る船が出ているので航路でオランダに向かう人が主に利用する路線のようだ。
右の写真は、まさにマニングツリー駅で写したハーウイッチ行きのClass105。
一度きり行ったことがあるのだが、その時のイメージをレイアウトに組み込んだ。

□駅前通過_2.jpg

支線は始発駅を出発すると羊の丘の周囲をグルリと回り、駅の目の前を通過するのだが、家並みや石積みの塀により列車が通らないと線路があるようには見えない。それは、ただの田舎の駅前風景に見えるイメージにしたかったからでもある。

□トンネル入口.jpg

駅前を通過すると、本線と共の3線トンネルに入るが、ここは、いきなりロンドン郊外の街並みの下を通るイメージになる。
ロンドンでは鉄道は街並みより下に配置されていることが多く、その感じを組み入れたものだ。
トンネルに入ると、この支線だけは急勾配を下り、タイトル写真の海岸沿いに出る。

□右端部分全体.jpg

この写真でレイアウト右端部分の構成が解ると思うが、左上に見えるトンネル入口から一気に支線の列車は下り、右端の海岸沿いに出て、そして本線の鉄橋の下をくぐることになる。

□分岐駅_12.jpg

本線の鉄橋下をくぐると分岐の駅に入る。(基本的に左側通行)
路線は先で、この左ホームから右ホームへと旋回して来る、つまりリバースになっている。

□夜景.jpg

駅はロンドン地下鉄の駅をイメージしており、右の駅舎にはUNDERGROUNDのマークが入る。駅舎はBACHMANN製だが、この斜めの建物が図らずもこの支線の角度にピタリと合っていた。
ホームから駅舎への跨線橋が独特の配置をしているが、実際に地下鉄のエッジウェア駅にこんな感じの跨線橋があったのを模したものだ。
地下側のホーム上には照明が並ぶが、駅舎内部の照明、待合室の室内灯と共にトミーテックの電池式LED電飾キットを利用した。

□地下入口_5.jpg

前の写真の右ホームに居た車両が出発して丘の上の終着に着いた後に、左ホームから出発したこの車両は地下に入って行く。そして右ホームに着くことになる。

こうして、
支線はエンドtoエンドの運転路線で、2列車を配置し、間で列車交換を行う、というような企画をした。
また、田舎の景色から始まり、都会の街の下、海岸沿いも走り、地下鉄路線、といったように大欲張りの路線で実際には全く有り得ないものだが、ま、模型の楽しさである。
コントロール系はコンベンショナルな直流アナログ方式である。
コントローラーはKATOの2ディレクション式(方向転換スイッチが2つのもの)で、リバース運転に対応している。
アナログ方式としたのは、ひとつはアナログ路線が欲しかったことや、前述のリバース線の関係から電気的にシンプルであること。また日本型を走らせる時に、DCC仕様の無いトミックス車両等を気軽に走らせられる、という意図もあった。

□琴平電鉄.jpg


Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2015年5月26日 18:25に書いたブログ記事です。

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