Essay/Column/Diary

長距離ドライブ

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〇新潟平野.jpg

家内と長距離ドライブに出た。一番の目的は、この時期の越後平野の限りなく広い平野一面に稲穂が実り、その黄金色の中を、真っ直ぐに続く道から眺めたいと。(写真をクリックして頂くと拡大します)
鈴鹿にも田んぼはあるが、こんなに広いところは無く、また住宅地に住む普段の生活では味わえない新潟の広さを見たかったのである。

〇長野道分岐.jpg

今回の行程は、往路は鈴鹿から東名阪道で名古屋に、中央道を通って岡谷JCTから長野道を北上して上越JCTで北陸道に入る、そこから新潟を経由して磐越道で郡山JCTから東北道に入り、北上して仙台に至るルートで仙台で一泊。
翌日は松島を見物して常磐道で東京に向かい、横浜でもう一泊し、翌日に新東名経由で鈴鹿に帰る、という全行程1600km程のドライブとなった。

〇姨捨からの景色.jpg

長野道の姨捨SAからの景色。千曲川の向こうに長野市方面を眺める景勝地だ。このすぐ下を通る(架線柱が見えているが)JRの特急「しなの」に乗ると、このあたりで徐行して車内放送が入り「こちらが日本3大車窓の姨捨です」と案内が入るところだ。
一方、私は姨捨と言うと姨捨て山の風習を題材とした映画「楢山節考」を思い出してしまい、ついぞ後ろの山の方が気になってしまう。あの映画の舞台は、この姨捨より少し離れた北の方だったようだが。

〇伊達正宗.jpg

仙台にはレースの関係で何度も訪れている。まあ仙台に限らずレースの仕事をしていると全国にあるサーキットを訪れてはいるのだが、ただ、あくまで仕事で行くので観光地に行くことはほとんど無い。
そんなことから仙台に着いて、まず向かったのが青葉城跡、城跡は何も無いのだが夕陽に浮かぶ伊達正宗像が印象的だった。

〇メーター_補正.jpg

この日の走行データは、
・走行距離783km 
・走行時間8時間41分 
・平均速度90km/h 
・燃費15,4km/l だった。
さすがに高速道路ばかりの長距離走行で、平均速度も燃費も良かったが、何よりも全行程で渋滞の無い快適なドライブだった。

〇太助焼き場.jpg

仙台名物と言えば、やはり牛タンだ。
たまたま、この旅行前に仙台のレース関係者の方と会う機会があり「牛タンなら老舗の太助が一番ですよ」と場所も教えて頂き、その太助に行った。
(写真は撮影許可を頂いたもの)

〇松島_2.jpg

翌日は日本三景の松島に向かった。仙台市内からは40分程度だった。
写真はガラス越しで鮮明でなくて申し訳ないが、お決まりの観光船で島めぐりをした。
"松島アーノ、サーヨーオ、ズーイーガンジー"と瑞巌寺も回り、土産物屋をひやかして、食事の写真を写してと、あこがれの観光旅行だ。

〇松島_海鮮丼.jpg

それにしても、この海鮮丼は美味しかった。殆ど隣の塩釜港で上がるネタらしいのだが、魚は肉厚で身のしまり具合が何とも良かった。
ただ別途頼んだ名物の焼牡蠣は、未だ時期に合っていないのか、いまいちだったな。

と、ここまで快適な旅行で、夕食は東京で摂るべく、これまで通ったことの無い太平洋沿いの、三陸道⇒常磐道というルートで東京を目指した・・・これが大変だった。
仙台を過ぎると片側1車線となってしまった。天気も崩れて雨となり誠に走りづらい。
私のカーナビは道が無い所を走っている、このあたりの常磐道はまだ新しい道だ。

〇荒地.jpg

これまで東北の稲穂の実る美しい景色ばかりを見てきたが、やがて周囲の景色が一転した。よく見ると荒地ばかりだ、たまにある家には人気が無いし、雑草に覆われていたりする。
そうか、福島に入ったのだ、あの原発の近く。

〇常磐道_1.jpg

道路の横には、こうした現在の放射線量を示す表示が点々とある。
カーナビを見ると海からはかなり離れているのに、誰も住んでいないし、畑も田んぼも無く荒地が続く。そんな景色の中を20分も走ったろうか、ということは、今もなお、かなり広い地域が住めなくなっているのだろう。
そんな衝撃的な景色を過ぎて東京に近づくと、今度は渋滞の表示が気になる。
水戸から先は“ツインリンクもてぎ”でのレースからの帰路、何度も通っているルートだし渋滞は常時なのだが、この時は特別で、事故がらみで柏の先から小菅JCTまで150分!・・・2時間半とは異常だ。
とりあえず守屋SAで状況を見守り、柏から国道に出ようかとも考えていたが、やがて事故の表示が消えたので、そのまま向かった。それは正解で1時間弱で渋滞をやりすごせた。

〇東京駅.jpg

渋滞のおかげで暗くなってしまったけど、家内に新装なった東京駅を見せる意味もあり、新丸ビルの地下駐車場に車を停めて、雰囲気の良い丸の内仲通り界隈で夕食を摂った。
それにしても、この日の景色の変わり様は何だったのだろう。
日本三景の景色を眺め、次には福島の荒地となった所を通り、そして近代的な都心の景色の中へと、少し意識が付いて行けないほどの変化だった。

〇大桟橋_1.jpg

翌日は横浜港の大桟橋に行った。丁度、今回の旅行前にテレビで紹介されていたが、ここの建築が特徴的で、中間の柱を省く為の構造として、折り紙のように山谷を作り強度を確保したというもので、その構造は斬新であり、また木材を多用した見事なデザインに感心した。

〇大桟橋廊下_1.jpg

また、こちらは屋上への通路だが、木を使った曲線を描く造形が見事だ、それは帆船のようなイメージを抱かせる。
屋上は芝生の植えられた公園になっていて桟橋上とは思えないような、安らぐ場所が作られていた。

下の写真は、
ヨーロッパのような、と言うよりも異国情緒漂う街並み。
こちらも大桟橋のすぐ近くだが、やはり横浜港のまわりは独特の雰囲気があり、これまで見てきた景色とは一線を画す、何ともいい感じだ。

□異国情緒街_2.jpg

ま、色々あったけど、最後は飯だ。
そう、横浜と言えば中華街。特にランチはお得でしっかりと美味しいものを食べさせてくれる。
と言うことで、満腹/満足の体で帰路についた。

〇萬珍楼.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2015年9月30日 17:32に書いたブログ記事です。

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