Essay/Column/Diary

観月会

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〇参道_2.jpg

鈴鹿サーキットの近くにある稲奈冨神社で行われる「観月会」に誘われた。
この日は「伊奈冨雅楽会」と題して雅楽が演奏されるとのことで、興味半分に向かった。
さほど大きくはない神社だが、この日の催しの為か、参道は蝋燭の明かりで照らされていた。

中に入ると舞台の手前には沢山の椅子が並べられ、既にかなり多くの人が来ていた。
舞台の両側には松明が焚かれ、火の番の方が懸命に木を焼べている。
当初は氏子さんを対象に伝統芸的に地元の方が演奏を披露されるのでは、と想像していたのだが、観客が100名近くも居て、意外とちゃんとしたものだと認識する。
やがて社務所から並んで出て来られた出演者を見ると、立派な美しい衣装を羽織り、顔を窺うと若い方ばかりだった・・。
その演者が舞台に上がると、おごそかな雰囲気が伝わってきた。
やがて司会者による本日の演目をはじめとした説明のあと、雅楽が演奏された。

〇目次表紙.jpg 〇雅楽.jpg

・壱越調 君が代 (いちこつちょう きみがよ)
・平調 越天楽 (ひょうじょう えてんらく)
・盤捗調 白柱 (ばんしきちょう はくちゅう)
・朝日舞 (あさひまい)
・浦安の舞 (うらやすのまい)
その他。

〇舞.jpg

雅楽は「君が代」以外は初めて聞くものだったが、何れも曲は誠にゆっくりと流れ、抑揚も少ないものだが、それ故に昔の人は落ち着いた時を愉しんでいたのだろう。
その後、雅楽と共に舞もあった。
これもまた、ゆっくりと舞うものだった。

こんな時空を越えたような時間を過ごせるとは思ってもみなかった。
それも家からさほど離れていない、この鈴鹿の地で・・・

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☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

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このページは、Osamu Hatagawaが2015年10月11日 20:28に書いたブログ記事です。

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