Essay/Column/Diary

この機関車は何という機種?

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“この何とかは何シリーズ”の第三弾!  と、私もよく遊ぶものだ。
映画「ハリーポッター」の魔法学校の駅として撮影でも使われた、ノース・ヨークシャー・ムーアーズ鉄道のゴースランド(Goathland)駅に進入する蒸気機関車。
さて、この機関車は何という機種?
因みに、私は最近まで全く知らなかったけど・・・

〇2-38 汽車到着_5.jpg

この列車で始発駅のピッカリング(Pickering)に戻ったのだけど、これまで雑誌等でも見たことの無い、この機関車が気になって仕方が無かった。
先日、英国模型専門店のメディカルアートさんに行った折、この機関車の話をすると早速調べてくれた。
すると「キューロクです」と、「キューロク」と言うと私の中では日本の9600型をイメージしてしまうが、そうでは無く、ロンドン&ノース・イースタン鉄道(LNER)のQ6型とのことだった。
ところが何と、新しくこの機関車の製品が出たそうで「在庫がありますよ」と目の前に、まさにこの機関車が現れた。
大袈裟ながらこの奇遇に勿論、頂いて帰ることになった。
こんなに簡単に買う気になれるのは、もうひとつの理由としてイギリスの鉄道模型が安いからである。
さて「キューロク」幾らだと思います?
クエッション・マークばかりだけど。
ほぼ、HOゲージと同じOOゲージ(縮尺1/76)のD級(動輪が4軸)の蒸気機関車が・・・
なんと、
税込で16,000円 !! (それに今回はもう1台つけて・・・は無かったけど)
殆どNゲージ並の金額であり、衝動買いも可能な訳です。

さて、購入して帰ってみると最初の写真に写っている駅の風景で、
この機関車だけでなく待合室も同じものが家にある、それも手前のオープンタイプ(Platform Shelter)と、奥のルームタイプ(Waiting Room)の双方が、それに駅のベンチまでも同じ形が有るではないか。
そうか、手持ちの模型はこの駅のものだったのか・・・と。

そこで、私のレイアウトで同じような写真が撮れるのでは、と写したのが下の写真。
(注:煙は私が画いたもの)

□0129_4_コント_煙.jpg 〇2-38 汽車到着_5.jpg

どうですか、いや結構似た感じの写真が撮れましたね。
乗った列車の模型は手に入れて手元に置きたくなるものだし、そして、行った場所の景色もそれなりに再現出来たりと、こんなところも鉄道模型という趣味の持つ楽しみと言えるでしょう。
然も、その場面を切り取っただけの「ジオラマ」ではなく、ちゃんと列車が走る「レイアウト」の上で、である。

□Q6_サイド_4.jpg

模型は英国ホーンビィ(Hornby)社製、モーター音やギア音も無くとても静かに、そして非常にスムーズ走る。また、D級機関車ながら370R曲線も無理なく通過してしまう。
そう、ホーンビィの模型は値段は安くとも実際に走らせる模型としてのポイントは抑えている製品で、全動輪のフランジ裏側で集電する方式も集電性能が高く、かなりの年月が経っても集電性能が落ちない。

さて、資料によるとLNER Q6は1913年~1918年頃に120台製造された2シリンダータイプの貨物用の機関車で、重い鉱山貨物の牽引や、中長距離の貨物輸送に当たっていた。性能が良かったこともあり蒸気機関車終盤の1967年あたりまで活躍していた模様。
おそらく、輪荷重を増やす意図だったと思われるが、上写真のサイドビューで見てのとおり前輪や後輪が無く4軸の動輪のみの特異なスタイルをしている。
しかし、外見上はそれ以外に大きな特徴は無いのだが、私的には、キャブ(運転席)の上部のみにRをとった小さ目の窓が何とも古風な雰囲気で好ましかった。

□Q6_斜め後ろ_2.jpg

PS:
写真の実車は1948年の国有化された以降の姿で、British Railwayのマークが入っている。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2017年2月10日 20:22に書いたブログ記事です。

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