Essay/Column/Diary

家で楽しむレース観戦

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〇レースライブ_1.jpg

本当に便利な時代になった。
タイトルの写真は、上のテレビで「スーパーフォーミュラ」の実況中継を見て、下のパソコンではタイミング・モニターを見ているところだ。
全車のリアルタイムでの順位、ギャップ、セクタータイム(コースを3分割し、各セクションのタイム)、ラップタイム、その他が見られ、そして右上のコース図の上に各車の走行位置をゼッケン番号が、まるで虫が動くように表示される。
こうして、家に居ながらにしてレースの状況を正確に把握出来てしまうのであるから。

これはアプリケーションの「レースライブ」(Race Live)によるもので、「スーパーフォーミュラ」や「F3」のタイミング・モニターがライブで見られる。

〇ピットイン.jpg

画面では2位を走る車両がピットインしている画像と、その時のPC画面。

〇P-in PCアップ.jpg

上のPC画面を拡大したもの。(クリックして頂くと、より拡大する)
上から2番目の石浦選手のところ左側付近に小さく黄色いPのマーク(ピットイン)、同時に右側のマスのひとつが黄色くなり、2番のゼッケン車がピットインしていることを大きく表している。
この34周目(Lap34)、トップのフェリックス・ローゼンクヴィスト選手はセクター1(S1)を17.264秒、(S2)は32.683秒、(S3)は緑色つまり自己ベストで26.654秒(全体ベストは赤色で表示される)、そしてラップタイムは(LastLap)1’16.601というように表示されている。
同様に、2位の石浦選手のラップタイムはLastLap1’16.975とタイムを落としつつある。
一方、3位の関口選手は間隔(Diff)が26.466秒あるものの、既にタイヤ交換済でLapTime1’16.407と好タイムで追いかけてきており、たまらず石浦選手はピットインをした。果たしてピットインしてタイヤ交換の後、関口選手の前に出られるか・・・
実際には2位で戻るのは無理で、4位を走るロッテラー選手の前に出るべくチームはピットインを指示した訳だ。
あるいは、7位を走る新人の山下選手も素晴らしいタイムで走っていることも見て取れる。
因みにレースではラップタイムの差が0.3秒は大きなもので、つまり10周すれば3秒差であり、平均速度が160km/hの場合、約133mの差がつくことになる。
というように、レースは走行シーンだけを見ていると、半ば淡々と走り続けるのみで、追い越しやアクシデントなど、何らかのドラマが起きないと退屈な場面が少なく無い。
しかし、こうしてタイミング・モニターがあれば個々の車のタイムや全体の位置関係、各チームのレース作戦など、レース全体を把握することが出来て、大きく興味を増すことになるだろう。

USTREAMでF3レースをライブで楽しむ。
「スーパーフォーミュラ」のレースはテレビで実況があるのだが、F3レースでは実況が少ない。しかし、F3協会ではユーストリーム(USTREAM)で配信をしており、全レースをサーキットの場内映像をライブで見られるし、タイミング・モニターも同様に見られる。

〇F3_Ustream.jpg

F3協会のサイト(http://www.j-formula3.com/index.html)から、左側の「USTREAM LIVE」を開けて頂くと見られる。
因みに、一定期間で後配信もあり、写真は先日の岡山大会を数日後に見ているものだ。
F3の「USTREAM LIVE」は予選から決勝レース(大体2レース制)まで見ることが出来る。

〇F3_timing_2.jpg

こうしてタイミング・モニターも同様に見ることが出来る。

私の知るところのスーパーフォーミュラ(SF)とF3を紹介したが、これら以外にもタイミング・モニターが見られる「Race Now!」もある。
「家でレースが中身まで楽しめる」本当に便利な時代になったものだ。

でも、真のレースの面白さ、そして感動は現場、つまりサーキットにある。
おそらく、他のスポーツも同じであろうが、画面上で見るのと実際を見るのでは圧倒的な差がある。
家でレースの面白さを知り、そして、より多くの人にサーキットに足を運んでもらいたいと、レース屋さんの一人として思う次第だ。

2017F3鈴鹿1コーナー.jpg
画像提供:日本フォーミュラスリー協会

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2017年6月 7日 11:35に書いたブログ記事です。

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