Essay/Column/Diary

Big Fourの時代 から現代へ

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□Class350_8.jpg

私のレイアウトはTMS誌に掲載するにあたり「Big Four Suzuka」などと、大袈裟でふざけた鉄道名をつけたが、それはイギリスの4大鉄道時代(Big Four 1923~1947年)の車両が走るレイアウトとして作ったものだからなのだが、但し、趣味で遊ぶものにあまり厳密なことは好まないので大体の時代設定ではある・・・
昨年、そのBig Fourの各路線を辿るようにイギリス鉄道旅行をしてきた。
ところが同時に、現代のイギリスの鉄道車両も大変魅力的であり、旅行中に乗った車両や好ましい車両を見たものが、どうも意識の中に入り込んでしまったようだ。

ということで、帰国後、現代の鉄道模型も欲しくなってしまった。

□現代_その2.jpg

現代の車両が並ぶ、いつもの駅(一応駅名はCotswolds)。
左からIC125(Hornby製)、中央がペンドリーノ(Hornby製)、右はClass350(Bachmann製)と買い進めてしまった。

□昔_3.jpg

因みにBig Four 時代の駅の景色。
列車は左からLNER' マラード'の牽く「フライングスコッツマン」、中央はLMS`Duchess of Hamilton'の牽く「ロイヤルスコット」、そして右はGWRを代表するカッスル(Castle Class)の牽く列車だ。

Big Fourの蒸気機関車が走っていた頃の駅の雰囲気が、現代の車両に変わることで時代も移行する。
写真を比較して頂くと判るが、実は駅舎や跨線橋も替えている、とは言えどもこの駅、あまり現代風に見えないかも知れないが現存する駅(Hagley Station)である。また、いくつかの建物や車も現代にと雰囲気を変えてみている。

そして、これらの車両の中で今回紹介するのがタイトル写真にあるClass350だ。

□Class350リバプール.jpg

写真はリバプール駅で写したものだ。この電車の存在は知っていたが実際に見ると、そのデザインの良さ、そして独特のカラーリングに魅かれた。
この写真を写した後にペンドリーノでリバプールからロンドンに向かったのだが、途中の駅などでも幾度かClass350を見かけた。
そして、ロンドンのユーストン駅に到着すると隣のホームに下の写真のClass350が入って来た。

□Class350ユーストン.jpg

うむ、何とも言えない存在感がある。(鉄道に興味の無い方には感じられないだろうが)
因みにClass350は、快速・近郊用電車で4両(2M2T)の固定編成、パンタグラフによる架線集電と、台車に備わるシューから線路横の第三軌条からの集電も可能で、台車の外側下部の水平バーの部分に集電シューが付いている。
Class350は主に西海岸本線、つまり昔のLMS路線を主として活躍し、営業最高速度175km/hで走る。

そんなこんなで、知らぬ間にBachmannのカタログを引っ張り出していた訳で、いつもの㈱メディカルアートさんに頼んでイギリスから取り寄せて頂いた。
製品は綺麗な、とても良い出来で室内灯も点いている。
オリジナルのBachmann製品はDCアナログだが、Olivia Trains製のDCCサウンド仕様で購入した。

実車がシーメンス製の車両なので、あるいは京浜急行のようにドレミファ・インバーターかなとも期待したが違って「キュルキュルキュル」と、また別の独特の音で加速をする。
ホーンの音は2種類で、こちらも「ファーン」という日本に似た音と、「パーポー」というイギリス特有の音がある。他にも車掌の笛、ドアの開く時の警告音、閉める時の警告音などもイギリス独特の音が聞ける。
DCCサウンドの良さは、一定照度の明かりや、スムーズな走行が得られるだけでなく、色々な音でイギリスの雰囲気を思い起こさせてくれることである。

□地下駅_2_2.jpg


Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2017年10月24日 15:26に書いたブログ記事です。

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