Essay/Column/Diary

脳内活性inサーキット 2回目の開催

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〇スラローム_ライフ_2.jpg

凄いタイトル名に思えるでしょうが、本当に「脳内活性inサーキット」なる名称のサーキット走行イベントで、その名のとおり50歳以上の方を対象としたものだ。
私の所属するNPO法人"鈴鹿モータースポーツ友の会"の主催で、昨年に続き2回目の開催となる。
驚くのは、募集を始めて2週間余りで定員の45名を越える申込みがあったことだ。

昨今、高齢者による交通事故の問題が取り沙汰されている。
車の運転は本来、大きな社会的責任感を持ってハンドルを握らねばならない。従って感覚の衰えた方が免許を返納するのは良いことである。
しかし一方で近年、まだまだ元気な高齢者が多いことも事実である。
そうした方にとっては、むしろ積極的にクルマに向かい合うことは若さを保つ非常に良い方法と考える。
ましてやサーキット走行では、集中力と瞬時に的確な判断力が求められ、半強制的に脳が活性化され、神経や感覚が研ぎ澄まされる。
というように、言わば自動車レースの平和利用として「脳内活性inサーキット」を企画したものである。

〇熱弁_1.jpg

まずはレクチャーから始まる。写真はご挨拶をする私だが、参加者の銀髪の景色もサーキットでは珍しいもの。
私の向こう側は主任講師の福山英郎君、今や日本一のテレビ解説者だが流石にしゃべりの腕を上げ、レクチャーと共に面白トークで皆さんを笑わせる。
その向こう側はインストラクターのドライバー達、GTやナスカーまで経験のある脇田君、F4チャンピオンで現鈴鹿のSCドライバーの水谷君、現役の若手でビジュアル系の大賀君、と結構なメンバーを揃えている。
先生として、あるいはトークもなかなかの腕を振るってくれる。

〇最終講習.jpg

写真はお顔を載せて良い許可を頂いているので掲載するが、ご覧のように間違いなく年配者の集まり。
因みに年代別の参加者数は下記のとおり、
50~54歳 10名
55~59歳 11名
60~64歳 9名
65~69歳 9名
70~74歳 3名
75~79歳 2名
80歳    1名
どうです驚きでしょ。
また、7割の方が初参加であり、サーキット初走行の方なのです。
これを見ただけでも、自分も元気にならなければ、と思われた方も居るのでは無いだろうか。

〇ブレーキ_シビック.jpg

走行は各種のレッスン走行から始める。
これはフル・ブレーキレッスン。普段、思い切りブレーキを掛けることは有り得ない、しかし、イザという時には必要なものである。
やはり多くの方は踏力が足りず、本来の制動距離を伸ばしてしまっていた。

〇スラローム.jpg

こちらはパイロン・スラロームのミニ。
自分の車が急激なハンドルを切るとどう動くのか、車の持つ運動性能を知る体験をして頂く。

〇水谷アドバイス.jpg

他に「S字走行」や「クランク走行」といったレッスンを行うが、各レッスンのフィニッシュ場所にはインストラクターが居て、評価/アドバイスを行う。

〇フリー走行クランク.jpg

午後は先導走行を繰り返して走行に馴染んでもらい、最後の最後にフリー走行を行う。
速度の低い鈴鹿南コースであることと、危険なコーナーの前にはパイロンでシケインを作ってあるので危ないシーンは全く無く、無事に1日の走行を終えた。

下の集合写真を見れば、皆さんが楽しかったのか伝わるのではないだろうか。
終了のミーティングでは、開始時の多少緊張の見えた皆さんの表情が明るく変わり、笑顔と共に活力が見られるようになった。
それは、企画/運営した私達にとっても嬉しいものであった。

〇集合写真.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2018年3月31日 15:46に書いたブログ記事です。

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