Essay/Column/Diary

いつの間にか色々と

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お盆だ、趣味の鉄道模型で遊ぼうか。
と思うと、いつの間にか実に色々なゲージの模型を持ってしまっていた。
私はコレクターでは無いので意識して色々と集めた訳では無いのだが・・・いつの間にか・・・一寸、並べてみようか。

◇Oナロー.jpg

軌間16.5mm、HOゲージの線路で走れるOゲージ。
スケールが約1/45と大きなモデルの割にはHOゲージの356Rも走れるので、例えば炬燵の上や食卓テーブルの上など、小さなスペースでも走られらせる。

◇OOタイトル.jpg

1/76 OO(ダブルオー)ゲージ 軌間16.5mm というイギリス独特のゲージ。
メーカーは大手ではHornbyとBachmannがあり、車両から建物、自動車、樹木や塀など実に幅広い製品があり、レイアウトの製作が容易である。
車両はモーターの唸りやギア音もなくスルスルと快調に走る。デジタル対応は全て可能で、最初からのDCC(デジタル・コマンド・コントロール)仕様もかなりある。また、HornbyではオリジナルのTTSサウンドという廉価版のDCC仕様も近年出ている。

〇プルマン客車.jpg

写真はプルマンカー。Hornbyは安価な設定だけど、ご覧のように実は非常に良く出来ている。テーブルランプやカーテン、そしてドア周りや連結面など、驚くほど細部まで作られている。
(因みに、このプルマンカーは7年前になるが3,500円で購入している)

イギリスの鉄道模型は誰にも手に入れやすい価格設定というのが偉いところ。

◇①EF65ブルトレ.jpg

1/80 軌間16.5mm 昔はHOゲージと呼んだが、国際的に1/87がHOゲージなので16番とか呼ばれ(面倒くさい)、1/80は、日本独特のゲージということになる。
当然、日本に多くのメーカーがあり、高級品のブラス製品から廉価なプラスティック製品まで幅広い。
私はKATOの(プラ)製品が殆どで、またDCCに殆どの車両を改造している。

◇キハ15_発車.jpg

1/80 軌間9mm なのでHOナローと呼んでいいのか不明だが、まあいいや。
要はNゲージの線路で走らせられる1/80スケールで、TOMYTEC(TOMIXの廉価盤)の製品。
静岡鉄道駿遠線を彷彿とさせる製品で、私の場合は田舎があった静岡で乗った経験があり懐かしいもの。
一方、Nゲージで楽しんでいる方にも同じ線路で走らせられることから、興味を持てる方も多いだろう。

◇HO_Class78.jpg

1/87 軌間16.5mm HOゲージ は世界標準とも言えるゲージ。
上の写真はドイツ型で、機関車・客車・線路もFlischmann製だ。製品は良く出来ていて走行性能も良い。
他にRoco製もあるが同様に製品のクオリティが高い。またドイツの製品は標準最少カーブは大体356R程度で、ほぼ全ての製品が通過可能の設定がされている。

下の写真。アメリカも同様にHOゲージが標準だ。
この機関車はKATO製だがアメリカ輸出を主体に製造されているもの。後ろの貨車はAthearnやWalthers製、全てプラ製の安い製品だ。

□DMカリフォルニア.jpg ◇メルクリン.jpg

HOゲージ 1/87 メルクリン3線。交流3線式と呼ばれる。線路の中央に突起があり、そこから一方の極を給電する方式だ。日本では交流と3線というのが馴染めずに以前は普及してこなかったのかと思う。私がそうであったように。
しかしヨーロッパでは老舗であり、且つ鉄道模型シェア1位、最も普及しているメーカーで、実は技術的にも秀でたメーカーなのである。

〇メルクリン線路配置フィーダー.jpg

例えば3線式のメリットは、この写真の線路配置で、フィーダー(線路への給電)の位置は右下の端っこ1ヶ所のみ。鉄道模型をやっている方なら、ここから給電では成立しないだろうと思われよう。ポイント部分でショートする、あるいはリバースでは極性が変わるので両ギャップを切り別にフィーダーが必要、などと考えるはずだ。でもメルクリンはこのままで何処も問題なく走ってしまう。
つまり線路は同極なのでポイントの分岐がどちらであろうと、列車の向きが変わろうが関係無い訳で、加えて言うなら線路中央のブツブツを架線と考えれば良く、つまり実物と同じ電気方式とも言える訳だ。
そして非常に良く出来た線路は通電も確実で電圧ドロップも無く、何より車両側の中央シューによる集電は確実で安定した走行性能は抜群である。

〇煙_01.jpg

車両は昔はオモチャ臭かったが、今の製品はFlischmannやRocoと変わらない。また全ての機関車が最少カーブの360Rを曲がる、それは、あのとてつもなく大きなビッグボーイでさえだ。
全てガッチリとした作りで重さのある製品で、しかし手で触れる部分は強度があるように思えるし、細密化と実用度のバランスが考慮されているようだ。
3線式交流方式はデジタル時代の到来により大きなメリットにもなり、確実な集電と共に光や音や煙を楽しめ、私は持っていないが、ハイクオリティのCS3コントローラーではポイントの切り替えから複数列車の自動運転まで、一切の別配線無しで行え、まさにデジタルの凄さを見せつける。
とにかく「鉄道模型の何たるか」をメルクリンから教えられる思いすらする。

◇BEMO_ミニクロコ_1.jpg

1/87 HOナローゲージ 、氷河急行で有名なレーティッシュバーンはメーターゲージ、つまり軌間1mなので1/87だと約12mmとなり、BEMO製の模型は現在は12mmゲージのみとなっているが、実は私のBEMOは9mmだ。
随分以前になるがモデルバーン名古屋店が有松にあった頃、行ってみるとショーウインドに、このミニクロコが飾ってあった。当時Nゲージのみを持っていたのだが、やはりHOサイズは適切に思えるし、このロッドの付いた何とも魅力的なミニクロコがNゲーシの線路上で走らせられるのか、と思い、結構高い買い物だけど買ってしまった、という始まりであった。

〇Ge66 氷河急行JPEG.jpg

写真はGE 6/6 の牽く氷河急行だが、この機関車は6動輪、日本流にはEF級だが、半径281Rを難なく回るのでNゲージの線路で全く問題無かった。当時、スイスを模した簡単なレイアウトを作って楽しんでいたが、BEMOの車両はギア比が大きくとってあり、勾配での走りがスムーズで素晴らしい製品である。

こうしてBEMOからHOが始まり、色々と進展して行くことになった訳だ。

◇豊橋駅.jpg

1/150 Nゲージ、世界的にはNゲージは1/160だけど、まあいいわな。
関水金属・KATOが1965年にNゲージのC50を発売した時から日本のNゲージが始まったが、あれから約50年、よくぞ広まったもので、今では素人の方などNゲージが鉄道模型の総称のように思われている向きさえある。

◇N収納.jpg

さて、私は今もNゲージを保有しているが、編成物でも小さくブックケースに入っていて、収納しやすいことや、価格的に安いので、好みの列車編成をコレクション的に保有している、あ、コレクションしていたか。
上の写真は飯田線、豊橋駅を想定したもので、Nゲージはストラクチャー類も豊富に販売されていて、一寸雰囲気を出して遊ぶには良い。

下の写真はゲージは前記同様のNゲージだが、トラム/路面電車は少し志向が違うので載せてみた。このKATOのユニトラムは小さいくせにとてもスムーズに走り、Nゲージの進化が見て取れる。

◇ユニトラム.jpg


鉄道模型趣味と言っても、実は人によって好みは千差万別で、日本の国鉄型、私鉄、地方鉄道、ナロー鉄道など。そして外国型になると、米国型、ヨーロッパ型ではドイツ、スイス、フランス、イギリス型に各ナロー、それらに縮尺/ゲージを掛け合わすと誠に幅広くなる。

専門誌などを見ていると、例えば、蒸気機関車や電車など車両の製作専門の方(これが日本では多いようだ)、地方鉄道やナロー鉄道の景色から車両まで製作される方、小さなNゲージで楽しむ人もまた大変多いし、あるいは昔から米国型のダイナミックなレイアウトで走らせる人など、それぞれ拘りというか、専門的に楽しんでおられる姿が見られる。

そうしたことから比べると私の場合はカテゴリーに拘りがなく、また、あまり専門的でも無い。
いや、中心的にはイギリスが好きなのであるが、時折、国鉄時代の車両を懐かしんだり、私鉄沿線を感じたくなったり、昔の田舎の軽便を思い出したり、市街地の雰囲気を楽しんでみたくなる。

ま、むつかしい事を言わなくても、食事だって、そうじゃないですか。
いつもの食事だけでなく、色々なものを食べたくなりますわな。

◇HNモジュール_英国型.jpg

他にも、こんなものもある。HNモジュール運転会の写真から。
メンバーの方それぞれが製作したモジュール(部分的ジオラマ)を持込み、繋いで楽しむ集まり。
一番手前のイギリス型モジュールが私の作品だ。その向こうにはドイツの街並みモジュール、ドイツの教会モジュールが並ぶ。

何より、趣味を同じくする方との集まりは楽しい。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2018年8月13日 14:45に書いたブログ記事です。

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