Essay/Column/Diary

SERENA e-POWER

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〇リアプレート.jpg

セレナ e-Powerに乗った。
販売絶好調のノート e-Powerと同じ、エンジンで発電してモーターだけで走る例のシステムを搭載したセレナである。
エンジンを搭載しているのでハイブリットという括りにはなるが、イメージ的にはEVだ、果たして走ってみるとどうだろう。

〇セレナ左前ポートレート.jpg

今回の車は試乗車で、また貸し(また借り)で試乗させて頂いた。
まあディーラー的にも、より多くの人にe-Powerの良さを体験して欲しいと思っているのだろうと・・・勝手に思いつつ。
というのも、今回試乗で貸し出された車は1泊2日とのことで、ニッサンとしてより多くの体験を望んでいるはずなので。

因みに搭載しているエンジンは1200cc 84psで、モーターは(100kw)136ps。燃費はJC08モードで26.2km/Lとある。
車両重量は1750kg程であるが、果たして、このボディをどう走らすのか。

〇セレナ_コックピット.jpg

簡単にコサックピットドリルを受けて乗り込む。
ボタン式のスターターを押し・・どうもエンジンは掛かっていないようだが、とりあえずDレンジに入れて走り出すと、音もなくスルスルと動き出した。
まあ、このあたりはハイブリッド車と同じだ。

〇セレナ_ダッシュボード.jpg

ダッシュボードを正面から見る。
大きく短いセンターコンソール。
上のタブレット状の大きな画面に色々表示されるが、この倍ほどもあるテスラの画面を連想させ、電気操作や表示の多いEV車の特長になるのかな。
シフトレバーはコンソールの下側から生える。パーキングブレーキはその右の小さなレバー型スイッチで引くとPに入り押すと解除する電気式のもの。

〇セレナ_ドライビング.jpg

そう言えば、ステアリングの感覚やペダル類の操作など、ごく自然の感じで違和感が無い。
またサスペンションはシッカリしているが突き上げ感は無く、とは言え柔らか過ぎることも無い。
全体によく出来た車体の感じが伝わる。
やはり加速は良いようで、信号から普通に加速しただけで他の車を出し抜きスピードメーターは思ったより速度が出ている。
モーターを使う動力の大きな特徴は低・中速域での力強くスムーズな加速である。レシプロエンジンにあるトルクやパワーの谷が無く、ごくフラットに加速する様は快適である。
こうなると強く踏んでみたくなる。
試してみると、強い加速度と同時にエンジンが意外と大きな音で唸る。
まるでエンジンで加速しているかのような感じだ。
アクセルを緩めるとエンジン回転はどうなるのかな? とアクセルを緩めてみるとエンジン回転も落ちる、エンジンは充電の為だから敏感に反応する必要は無いのに、と思ったが、いや違う、アクセルを戻してもエンジン回転が下がらないと、ドライバーは減速した感覚を失うだろう、と、人と車の感覚的な整合をとる為だろうと解釈した。
走行モードの「Dのノーマルモード」から回生システムの働く「Sモード」入れる。
例のアクセルペダルだけで走れる、という。
アクセルを戻すとブレーキを踏み始めたように減速に入る。アクセルの戻し加減で減速度は変わり、意外と操作しやすい。それこそ信号の停止にもアクセルの戻し度合いで、上手く止められる。
テレビのノート e-POWERの宣伝を見ていて、右足だけで加減速を反応されては右足が疲れるのでは、と思っていたが、以外と乗り易く、面白かった。
絶妙の回生発電のセッティングが成されているのだろう。

でも、どうもいけない。
EVと思うと、最初に乗ったテスラSと比較しがちになるからだ。
あの強烈な印象が体に焼き付いてしまっているようで、0~100kmを3秒という強烈な加速、同時に低・中速域からの素晴らしくトルクフルで気持ち良い加速。
価格的にも、性能的にも比べるべき車では無いのだが、電気というと何処かで比べてしまう・・・

ま、何れにしても、モーターで走る時代が押し寄せてくる感じがしますね、ジワジワと。

〇セレナ_リアスタイル.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2018年9月14日 22:05に書いたブログ記事です。

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