Essay/Column/Diary

TMS

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〇最新TMS3冊.jpg

TMSとは「鉄道模型趣味誌」の略称である。
TMSは鉄道模型誌の老舗たる専門誌で、以前は同趣味を持つ者にとってはバイブル的な印象すらあり、昔は全てをファイリングしていたものである。
しかし近年、他にも優秀な専門誌が出版されたり、逆にTMS誌自体の内容があまりにもマンネリ過ぎて、購入する意思を全く持てなかった。
しかし、この7月号から刷新され、魅力的な内容になり、発売されるや買うようになった。

誌面が刷新されたのは、編集長が替わったことによるもので、新しい編集長の名取氏は以前にRM MODELSでの編集経験を持つ。また発行所の機芸出版社の発行人が(モデルスイモン代表)井門義弘氏となった。
そうした経営関連の事情などは全く知らないし、知りたくもないが、
ただ正直言うと、TMSは廃刊になるのではと按じていた。
私的には、有難いことにTMSが見事に刷新されて魅力的な本になり、経営母体も強化されたであろうし、これで老舗の鉄道模型誌が継続して発行されるだろうと安心した。

誌面を見ると、TMS誌の持つ特徴が見直され、行くべき方向性がしっかりと整理された感じがする。
そして、他の鉄道模型雑誌と一線を画す内容で、TMSの存在感が明瞭になった。

〇東武流し撮り.jpg

まずは写真が素晴らしくなった。
例えば、7月号の記事にある上写真、左ページの写真は見事な流し撮りで、動いている車両の細部までブレることなく写っているし、室内のシートに至るまでピントが合っている。
これはプロだ・・・
これまで写真は筆者(投稿者)撮影が殆どで、無論、製作途中の写真は作者にしか出来ないものだが、タイトルにするような写真は投稿者撮影の場合、やはりプロには及ばない。
刷新されてから、写真のレベルが格段に上がり、興味がグンと増した。

〇N蒸気.jpg

まずは、2ページを通したタイトルはデザイン的で、これまでのTMSに無い新鮮さがある。

〇N蒸気動輪制作.jpg

その中身は驚くばかりの蒸気機関車製作記事。
スケール1/150のNゲージであるが、何と動輪(車輪)のスポークのシャープさを出すために車輪から製作されるという、信じ難い超細密工作。
その構造や製作工程を図示で表している。近年のTMSでは図示が少なくなっていた。

〇OJレイアウト_1.jpg

こちらはレイアウト製作進行中の記事。
OJゲージは1/45という大きな模型だが、レイアウトの大きさは20×40mという巨大なもの。
因みに京都で作られているレイアウトだが、撮影TMSとあり、ちゃんと撮影(取材)に行ってる訳だ。エライ!
今後の記事掲載が楽しみになる。

〇レーザーカット.jpg

今月号のレーザーカットによる模型製作記事。
1/48と大きなスケールではあるが、もう、ここまで来ると写真が本物か模型なのか全く判らない。

こうして、TMS誌は鉄道模型の王道を歩むことだろう、と思えた。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2019年8月26日 22:54に書いたブログ記事です。

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