Essay/Column/Diary

レイアウトはアートだ! ミニ・レイアウト

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■ミニミニ全景.jpg

10月2日の本コラムで上写真のミニ・レイアウトを紹介した。
御覧になって、どう思われただろうか。
意外に思われるかも知れないが、実は「ミニ・レイアウトを造る醍醐味」を味わっていた。

まずは、いくつかの写真をお見せしよう。

〇遠景バック付き.jpg ■森出口.jpg ■駅横の集合.jpg 〇MML鉄橋上の機関車.jpg

さて、以前のコラムにも書いたが、このミニ・レイアウトを作るきっかけになったのは、ユータアトリエさん 
https://www.yutaatelier.com/ModelRailroadLayoutsTop.html
から影響を受けたからである。
これまではユータさんのセンスの良さと、何よりも模型製作の技術レベルの高さにばかり関心をしていた。
しかし、実際にこうしてミニ・レイアウトを作ってみて判ったのは、前述のこと以上に「自然の風景を、次々と創作してしまう凄さ」であると、勝手ながら認識した。
ごく小さなスペース上に、どんな自然の景色を創るのか、季節をいつにするのか、そこには、どんな人の生活があるのか。
つまり、小さな言わばキャンパス上に3次元の立体的な風景を創作することであり、これはアート以外の何物でもない。
よく似たケースのジオラマでは、例えば戦争のワンシーンを切り取ったり、朽ちた小屋や錆びた自動車を精密に表現していたりする。
しかし、レイアウトがそれらと異なるのは、そのスペース内に線路を引き、列車が走ることである。(そうか4次元だ)
風景画のように実際の景色を写し取ろうとしても、その限られたスペースには線路が周回するように配置するので写実的な景色には成り得ない。
従って、空想の景色を創造することになる訳だ。
しかし不自然ではない景色であって、出来れば感銘するような景色を創らねばならない。

無論、それは愉しい作業でもある。
・田圃のある田舎の景色を造ろうか
・渓谷沿いの軽便鉄道を作ろうか
・昭和の街を作ってみようか
などと、思いは広がるのである。

何だか理屈っぽくなってしまったけど、
おそらく、上の完成したレイアウトの写真からは、こうした思考のいきさつなど想像のしようも無い、手品の種明かしを見てしまったように。

ではでは、

■黒板.jpg

ここに30cm×45cmのベースボードがある。
このキャンバス上に、好ましい風景を作ってみよう。
さて、貴方なら、どんな景色をイメージしますか?・・・・

などと言われても、簡単には思い浮かばないもの。
でも最初は、このボードを見つめることから始まったのである。

■ミニレイアウト_ネタ.jpg

スケール感やイメージを現実化する為に、走らせる車両や線路を置いてみた。
このように走らせる車両があり、カーブの半径やポイントの形が見えると、線路配置と共に具体的な景色を想像することになる・・・
どうです、イメージが湧いて来ました?

何も無いところから自然の景色を創作するのです。
ミニ・レイアウト制作の醍醐味はここにある。

キャンパス上に創造された立体風景がミニ・レイアウトであり、
まさに「レイアウトはアート」である。

■完成全景.jpg

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2019年11月26日 08:42に書いたブログ記事です。

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