Essay/Column/Diary

踊るクルマ? TESLA モデルX

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□テスラ リアドアオープン.jpg

テスラの新型車 、モデルXに乗る機会を得た。
リアのドアが上に開くガルウイング、いやテスラではファルコンウイングと呼ぶドアが特徴的なモデルXである。
EVの認識は日産リーフにより日本でも広がりつつあるが、流石にシリコンバレー発信のテスラは発想が違った。

〇テスラXポートレート_1.jpg

さて、モデルXはモデルSの下に位置することから、写真で見ていた時から小さめの車と思っていた。
そのプロフィールが、こんもりとした小型のセダンと勝手に思っていたのだが、も背の高い大きなサイズのSUVであることを知った。

〇テスラXサイドビュー.jpg

全長 5,036 mm x 全幅 1,999 mm x 全高 1,684 mmと、2mにも及ぶ全幅があり、また5mを越える全長にシートは3列ある。2列目が2人のこの車は6人乗りで、2列目が3人のベイチシートを選ぶと7人乗りになる車である。

□運転席テスラX.jpg

運転席、複雑な機能を備えるであろう車にも関わらず、スイッチ類が殆ど見えず、見た目にはとてもシンプルな印象を受ける。

□センターメーター_テスラX.jpg

つまり、諸々の操作はこのセンターにあるタッチパネルで行う。無論、ナビやオーデオの調整は当然だが、走行モードの選択や回生ブレーキの強度選択をはじめ色々な機能のセット、シートの調整あるいはサイドミラーの調整まで、ここで行う。

さて、走ってみると、やはり、まずはその素晴らしい加速力に胸がすく思いがする。
基本的にモーターによる加速はレシプロエンジンの加速フィーリングとは全く異なる。
低回転から、というか、どの速度域からでも、思ったよりも強力な加速には驚かされる。
やはりレシプロのエンジンにはトルクや馬力の、山谷のある加速力であるが、モーターは一直線な加速感であり、感覚的に快感を生む。
この加速の感じに魅せられてしまう人は少なくないだろう、但し、お金があればの話。
さて、ではシャシーはどうか、シャシー屋としては気にしたい部分だ。
走行モードはスポーツに設定されている。だから足は少し硬めでシッカリ感はある。
また、カーブに於ける走行安定感は、床下にバッテリーを配した低重心の効果が大きいようだ。
高速道路では瞬時に100キロに達するが(0~100km/hは3秒余り)。高速時の走行安定性は高い。前述の低重心に加え4輪駆動も安定性の上ではメリットだろう。
高速道路を出る時にブレーキを試すが、この2500kg弱の車体を止めるのに充分な制動力がある。
オーナーの方から「スポーツモードでないと気分が悪くなる」とのことを聞き、ノーマルモードやコンフォートモードも試してみた。
「ははあ、これか」
所謂ワンペダル・コントロールの設定で、アクセルひとつで加速も減速も行うので、アクセルを離すとすぐに減速に入り、それこそ止まる寸前にブレーキを使えばよい、という設定だ。
つまりアクセルを離した途端に回生を使った減速に入るので、走行がノーマルやコンフォートモードでは、サスペンションが柔らかくて姿勢変化(ピッチング)が大きくなってしまうのだ。
対策としては回生ブレーキの効きを弱めれば良い。(簡単にタッチパネルで出来る)
ということだった。

オートパイロットと呼ぶ、様々な自動化を試す機会は無かったが、8台のカメラと12台の超音波センサーにより、360度検知している。
無論、走行車線のキープや車間距離の調整、停止から発進も自動で行うし、テスラのホームページには完全な自動運転のビデオが見られる。
自動運転化により事故が減れば素晴らしいことだと思う。

◆_Moment_0.jpg

走り終えてから、オーナーの方が面白いものを見せてくれた。
車が躍るのだ。
窓が開いているのは車内からの音楽を聞こえるようにする為。

まず最初は、音楽が流れ始めると、リズムに合わせて幾つものライト類が光る。

◆_Moment_1.jpg

いよいよ、音楽がサビの部分に近づいてくるとリアのドアが開き始める。

◆_Moment_2.jpg

そして、音楽に合わせてドアが上下に踊りだす。

◆_Moment_3.jpg

やがてフロントのドアも音楽に合わせて開くではないか!
その後、ドアミラーまで動き出す・・・なんという奴だ!!

◆_Moment_4.jpg

音楽の終了と共に、ドアも閉まって、オシマイ。
面白い! 思わず拍手をしてしまった。

同様の「テスラダンス」の動画は下記のURL (YouTube) で見られる。
https://www.youtube.com/watch?v=0l54kEPpXEo


類い稀れなる超高性能を備えるSUV。
6~7人乗りの広い室内。
自動運転。
音楽に合わせて踊る。
スマホでも操作できる。

とても語り尽くせない多くの機能は、YouTube等で見て頂くと良いだろう。

クルマは進化を続け、ロボットに近づいていく。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2020年1月 4日 15:23に書いたブログ記事です。

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