Essay/Column/Diary

自宅待機とDCC  写真&説明追加版

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〇机上_2.jpg

自宅待機と言うほどでは無いけれど、外出は控え気味の今日この頃。
久しぶりに趣味の鉄道模型に触れる時間を多く持つことが出来た。
そこで、すっかり増えてしまったデジタルコントロール(DCC)車両のアドレス番号の見直しや音の大きさや加減速の調整、そしてファンクション内容の記載を進めることにした。

それは、下の表の修正作業になる。
表はご覧のように、ここに見えているだけでDCC蒸気機関車が12両もある。
何か、小金持ちの自慢に見えると嫌なので先に弁解するが、イギリスの模型の安価によるところが大きいのだ。例えば表の一番上のブリタニアは2012年購入で27,000円、最近では一番下のトルネードは廉価版で20,000円で購入しており、日本の金属製模型と比較すると1/10程度なので、ポツポツと買い進めているうちに増えてしまったのだ。

それはともかく、イギリスの蒸気機関車の魅力は、機関車の形そのものが流線形を含み多様だし、何より、私が好むのはカラーリングも色々で、丁寧にストライプも入っており、誠にカラフルで美しいことである。
そのあたりも見て頂ければと思う。

機関車アドレス_2.jpg

では、何をしていたかと言うと、冒頭に記したようにアドレス番号の見直しやファンクション内容の把握、そしてデコーダーのプログラミングをして、この表に落し込んで行った。
実はこれらは、全くむつかしいものでは無い。
まず、DCC車両というのは、コントローラーで機関車のアドレスを読んでやらないと走らない。購入した時には全て3で設定されているので、個々に番号を設定してやることになる。
例えば日本型では、D51なら#51に、C58なら#58にとなるのだが、ではキハ58を購入したら、#58ではC58と一緒に走ってしまうので、ウーン、同系のキハ28をイメージして#28に設定した、という訳だ。
一方、イギリス型は・・・というと、機種番号つまりClass A4なら#4にすると、もう一台A4が入ると(実は3台ある)困るし、だいいち、全ての機関車の機種番号など覚えていない。

〇70ブリタニア.jpg

よって可視化、つまり車両に描かれている番号の上二桁をアドレス番号とするのを基本としている。
それでも新しく機関車が入ってくると番号がバッティングしてしまい、何とか理屈を考えて番号を割り振る、という他愛もない思考を楽しむ訳だ。(未だに#60は2つあるけど)

次にファンクション(F)だが、各機関車のデコーダーには最初からファンクション番号による役割は割り振られている。例えばF0はライト、F1は走行音、F2は汽笛というように、ただ、F3以降は機関車によってマチマチで、例えば表2番目の#62 ダッチェスではF3汽笛長音、F5投炭(シャベル音)、F7車掌の笛、F11はポイント等通過の時のフランジ音などだ。
こんなもの実際に運転する時に覚えていられるものでは無く、よって、この表を作って見ながら操作する、という訳だ。

プログラミング_2DSC00113.jpg

最後にデコーダーのプログラミングで、CV値を変えることで加減速の調整や音量の調整が出来る。アナログ制御のようにダイレクトに加減速しても面白く無いし、一方で、遅過ぎる加速や、なかなか止まらないのも困る、そのあたりが気になっている車両を運転しやすいあたりにCV値を調整する。また、音量も購入時には最大となっているので部屋で走らせる場合はうるさいので、これもCV値で調整する。
ただこれらは、レイアウトに乗せて走らせてみては最適値を捜すあたり、若干レーシングカーのセッティングにも似ている・・・と、とんでもない比較を出してしまうが。

というように、むつかしくは無いのだが結構手間のかかる(楽しい)作業なので、この際にと行った次第。

〇ブリストリアン下り坂.jpg

PS:写真追加
上記文中、イギリスの機関車はカラーリングやストライプが美しいので見て頂きたい旨を記したが、表は画像が悪くなってしまったので改めて各機関車の写真を追加します。
拡大して見て頂ければと思います。

1.ブリタニア.jpg

Ad.70 ブリタニア  イギリス国鉄Class 7 [CLIVE OF INDIA]
1948年、4大鉄道(Big Four)を統合してイギリス国鉄(BR)となった後、BRの標準機関車として製造された最初の機関車。

2.ダッチェス_2.jpg

Ad.62 ダッチェス  LMS Princess Coronation Class [DUCHESS OF MONTROSE]
LMS(London Midland and Scottish Railway)を代表する機関車で「ロイヤル・スコット号」を牽引していた高速機関車である。

3.マーチャントネイビー_2.jpg

Ad.35 マーチャントネイビー  SR Merchant Navy Class
SR(Southern Railway) ロンドンとイギリス南岸地域の諸都市を結ぶ急行列車(ゴールデンアロー等)を牽引し活躍した。

5.Hornby マラード.jpg

Ad.44 Hornby マラード  LNER A4 Class [MALLARD]
LNER(London and North Eastern Railway)のA4 Classの中で最も有名な機関車、時速203 km という蒸気機関車の世界最高速度記録をもつ。 ロンドンからスコットランドへの高速列車「フライング・スコッツマン号」を牽引していた。上記、LMSの「ロイヤル・スコット号」のライバルになる。

4.Dapole マラード.jpg

Ad.04 Dapole MALLARD  LNER A4 Class [MALLARD]
上記のマラードと同じ機関車だが、こちらの模型はDapole製で”ブラックラベル”なる新設定の高品質バージョン。ヘッドランプ、発煙、ホイッスル蒸気(煙)吹き出し、投炭時の炎(光点滅)、その他で、ドラフト音はリアルに4気筒の忙しい音が軽快に響く。

6.King class.jpg

Ad.60 King Class   GWR 6000 Class [KING CHARLES Ⅱ]
GWR(Great Western Railway)の単式4気筒を持つ強力な急行旅客列車用機関車でGWRの頂点に立つのでKINGを命名。ロンドンからブリストルへの高速列車「The Bristolian」を牽く。

7.5MT.jpg

Ad.73 5MT   イギリス国鉄 5MT
イギリス国鉄が1950年代に製造したイギリス国鉄標準蒸気機関車で客貨両用型。LMSの Class 5(愛称ブラックファイブ)を発展させた形式になる。黒い車体ながら赤と白のストライプによる飾りが入る。

8.ダッチェスオブハミルトン.jpg

Ad.29 ダッチェス オブ ハミルトン  LMS Princess Coronation Class  [DUCHESS OF HAMILTON]
1938年製造、LNERのマラードに対抗する空気抵抗を抑えた流線形の形状を採用し、ロンドンからスコットランドへの「ロイヤル・スコット号」を牽引していた。

9.カッスル.jpg

Ad.40 カッスル  GWR 4073 Class [KIDWELLY CASTLE]
グレート・ウェスタン(GWR)を代表する機関車。1923年から155両が量産された急行旅客列車用の単式4気筒機関車。

10.スパローホーク.jpg

Ad.60 A4 スパローホーク  LNER A4 Class [SPARROW HAWK]
LNER A4は1935年にロンドンとスコットランド直前のニューカッスルを結ぶ列車「シルバー・ジュビリー」の牽引用として開発された、A4 Classの中に[マラード]がある。
この [スパローホーク]は、その塗色の美しさから購入したもの。

11.マーチャントネイビー.jpg

Ad.35 マーチャントネイビー  イギリス国鉄 Merchant Navy Class
上記の同じAd.35の流線型の機関車だが、サザン・レイルから国有化後にカバーが外された後の姿。キャブ周りなど、独特の形をしている。

12.A1トルネード.jpg

Ad.01 A1 トルネード  イギリス国鉄 A1 Class [TORNADO]
LNERの国有化後の1948年から生産された。ロンドンからスコットランド中東部アバディーンまでの長距離を重量旅客列車の牽引をしていた。
模型はHornbyの廉価バージョンではあるが、それを感じさせない出来と、アップル・グリーンと呼ばれる塗装が美しいので購入した。

Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2020年3月29日 12:51に書いたブログ記事です。

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