Essay/Column/Diary

アウディ Q7 に乗ったぞ

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正式にはアウディ Q7 3.0 TFSI クアトロである。
V型6気筒の3リッター ガソリン直噴、スーパーチャージー付で8速ティプトロニック トランスミッションを備える。
という、要するに高級クロスオーバーSUVである。

この車は初代のQ7で2013年のモデル、オーナーはスカイライン350GTを手放して、このアウディを中古車で購入された。7年落ちとは言え、走行距離は僅か24000kmで、内外装共に非常に程度が良いものだ。
デザインもアウディらしい、初代の顔立ちが好ましいと。
大きな車体は全長が5085mm、全幅1985mm、全高1735mmでホイールベースは3000mmあり、車両重量は2300kgを越えるがスーパーチャージャー付の3L/272ps/40.8kgfのパワーを備えており、さて、どんな感じで走れるのだろうか、
と、期待をして乗せて頂いた。

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少し高めの運転席に乗り込むが、すぐに重厚な室内の作りと、やはり重厚な作りのシートに座ると、落ち着いた室内の雰囲気が伝わってくる。
シートはすぐに自然なポジションが得られた。ダッシュボードが少し高く感じたが、おそらく走り出せば気になるレベルでは無いし、ベンツのCクラスやEクラスもそうだが、近年は衝突安全時の配慮からか、ダッシュの高さは以前に比べて上がっているようだ。

エンジンを掛けるとV6の心地良いエンジン音がした。
走り出すと、少し高い位置からの運転なので全幅2m近い車幅も、殆ど気にならず運転出来る。
やはり、と思ったがステアリングの感じが良い。
普通に街中を走ってもハンドルの遊びが無く自然な感覚が気持ち良い。
何といってもエンジンは力強く、40kgfを越えるトルクが低速からの力を支えて街中の運転のしやすさに繋がっている。
その一方で気になる部分は、ブレーキの立ち上がりが良すぎるきらいがあり、踏み始めの踏力を調整する必要があった。
また、低速域での舗装の継ぎ目や不整地では、ハーシュネスがあり、バネ下の重さも感じるが、どうも、足が少し硬そうだ。
やがて、少し飛ばせるバイパスに入ると一気に加速をしてみた。
上り勾配での加速になったが、この2トン以上の車体を苦も無くグイグイ加速させる。
加速時も減速時もそうだが、シフトショックが全く無く切り替わったのさえ分からないが、8速という多段ミッションを(ティプトロなので電気的に)ごく自然な感じでシフトしている。
そして、高速クルーズに入ると、何とも気持ち良い。
何と表現すれば良いのか、高いスタビリティ、確かなハンドリング、などで表せないような。
安定して落ち着いた空間とでも言おうか。
ついつい、やっぱりアウトバーンのある国で作られたクルマだ、などと思ってしまう。

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聞くと、この車はS lineと呼ぶスポーツモデルで、足も少し硬い、とのことで、
「なるほど、だから不整地ではハーシュネスがあり、一方、高速での安定度が抜群なのだろう」とも思えた。


このオーナーは、以前にアウディのA4に乗っていて、その後、スカイライン350GT(現在のV37モデル)に乗り、そして今回のアウディ・Q7と乗り継いでいるのだが、
やはり、国産車とヨーロッパ車の違いは明確だと。
私も同感だが、パッと乗って外車は外車、日本車は日本車であり、それこそ国別で異なる雰囲気を醸し出している。
それぞれ良し悪しがあって、上下はつけられないのだが、とにかく違う。
ただ、この車のような落ち着きとか重厚感という部分ではヨーロッパ車には敵わない。
例えば、日本車がモダンなリビングに居る感じとすれば、ヨーロッパのそれは歴史ある家のリビングに居るような。

そんな、クルマの持つ雰囲気の会話を楽しみつつ、Q7の試乗を終えた。

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Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2021年3月21日 10:11に書いたブログ記事です。

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