Essay/Column/Diary

遂にW203を手放した

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◎Cクラス_1 (2).jpg

長年乗ってきたメルセデスベンツC180 ワゴンをついに手放した。
私の仕事柄、遠征が多かったので走行距離も増えたが、殆ど故障も無く、最後まで元気に走り回ってくれたのだが、手放すことになった。

2007年に3年落ちのC180を購入し、今年で14年間乗ったことになる。
当初36,000kmだったオドメーターは153,000kmになり、12万キロ近くを走った。
写真のように、外観も全く綺麗なままだし、15万キロも走ったのに足回りはしっかりしており、乗り心地は僅かに落ちた気もするが、しかし長距離走行の疲れは相変わらず少なく、昨年末のツインリンクもてぎ(栃木県)でのレースにも、私一人でドライブして行ったが、大きく疲れることは無かった。
では、何故手放すことになったのかと言うと、車検が迫ったからで、メーターのエンジン警告灯のウオーニングランプが点いており(以前から点いたままで実体としては問題無いのだが)、今の車検では直さないと通らない。また、最近アイドリンクが上下して安定しない。
これらを修理すると、かなり費用がかかりそうなので、意を決して手放すことにした次第だ。
でも、本当にいい車だった。

そこで、
このC180、少し振り返ってみようかな。
まずはC180の購入から。
2007年当時、それまで高かったベンツの中古車価格が値下がりをはじめ、お金持ちではない私にも車によっては手が届く範囲となってきた。
ただ、乗ってみないと本当にベンツが良い車なのか判らない。
幸い、近くのバジェットレンタカーにC180があり、レンタルして京都までドライブした。

DSC04695 (2).JPG

乗ってみて驚いた。
これまで自分が乗ってきた、どのクルマよりも良かった。
操作系を含めて全てに違和感がなく、乗っていること自体が気持ち良かった。
何よりもサスペンションが素晴らしく、角の無い、ダンパーの良く効いた乗り心地に感心した。
スーパーチャージャー(独コンプレッサー)による加速も充分で、ブレーキも素晴らしい。
そして、たまたまラジオから流れてきた音楽の、鈴のような高い音がツイーターから気持ち良く流れ、心を揺すられた。
絶対にCクラスに乗ろうと考えた。
そして、中古車を探しまくった。

DSC04793 (2).JPG

桑名の外車を専門に扱っている販売店で、ご覧のように3年落ちのC180が239万円で出ているのを見つけたので出向いた。
何と新車の半値くらいではないか、たったの3年落ちで・・・
丁度、ワゴンタイプが欲しかったので都合が良かった。
「中古車は人の出会いみたいなもんですよ」と年配の店主の言葉にも、いたく納得した。
こうして幸い、程度の良いC180を手に入れたのだった。

当時は、まだ仕事は元気にやっている時であり、地元の鈴鹿から、西は岡山や兵庫のサーキットに、そして東は富士スピードウェイや筑波サーキット、そして栃木のツインリンクもてぎや、仙台のスポーツランドSUGOまで、C180は快調に走り回ってくれた。
実は、それまでは栃木や仙台の遠征は、車では疲れるので新幹線を使い、駅に着くとレンタカーを借りてレースの週末を過ごす、という方法を採っていたのだが、

◎C180コックピット (2).JPG

このC180を購入してからは疲れないので、鞄やスーツケースを持って乗り換えを含む鉄道移動より、自分のクルマの方がはるかに便利になった。
燃費も良かった。長距離だとリッター当たり15km台まで伸びるので、ハイオクではあるが比較的経済的でもあった。
移動中には時折、高加速を必要とする場面もあり、ターボならずスーパーチャージャーを作動させて高加速が得られるのも良かった。
一度、サーキットでスピードを試したが200km/hはアッサリと記録した。
ワゴンであることも荷物の多い私には有難かった。
私の場合、レースでの出張だけでなく、鉄道模型の運転会にも自作の鉄道模型モジュールを積み込んで出掛けるのだが、同時に工具類や折り畳みのテーブルに椅子なども持ち込むので、ワゴンは必要でもあった。

◎C180リアビュー.JPG

車のデザインには少々拘りを持つのだが、このリアスタイルは見事なデザインだと感心していた。

□W203サイド (2).jpg

サイドビューも、むしろセダンよりも存在感のあるデザインで、荷物を積む目的以前にワゴンのデザインが気に入っていた。

◎ロッジとCクラス (2).jpg

これは岡山国際サーキットの宿泊ロッジで写したもの。
お金持ちの集まるサーキットに於いても、それこそ安価なC180にもかかわらず、また古くなっても貧相には見えない価値もあった。
実に、コストパフォーマンス的にも優れたクルマであったと言えよう。

◎御殿場陸橋.JPG ◎首都高.JPG ◎米山SA日本海.jpg ◎C180八重洲.JPG 〇C180名港夕陽.JPG

このようして、長距離走行が苦にならないので、夫婦でも東北旅行を含み、色々なところにも出掛けた。

◎C180マキノP1100655 (2).JPG

写真は昨年の夏、滋賀県マキノに訪れた時のものだが、C180との記念写真になってしまった。

こうして、ヤナセの宣伝では無いけれど「車のある生活」を楽しませてくれたC180であった。
それで、
この後は、どうするのか・・・・ですか?
私も来年には、後期高齢者というカテゴリーに入るそうな。
しかし、脳ミソと五感を駆使して、しっかりとクルマの運転をすることは、アンチ・エイジングに最も効果のあることと感じている。
次も、私が買える範囲での快適なクルマを持ち、まだまだ元気に走り続けますよ。


Profile

☆畑川 治 1947年生まれ
レースアドバイザー
趣味: 運転、旅行、鉄道、その他

このブログ記事について

このページは、Osamu Hatagawaが2021年4月15日 20:53に書いたブログ記事です。

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